"第16回小樽雪あかりの路" イベント満載!


 2月7日(金)から16日(日)の10日間で開催される「第16回小樽雪あかりの路」でのイベント内容が決った。
 今年度は、若いスタッフが中心となり、企画・運営を行い、従来のほのぼのした雰囲気を持続させ、今後、10年、20年と長く続けられるように、雪あかりの路を楽しめるイベントを決定した。
2013yukiakari1.jpg メーン会場のひとつ、運河会場では、浮き玉キャンドル約200個が幻想的な光景を醸し出し、公募7団体とおもてなしボランティアによるオブジェが会場を盛り上げる。
 浅草橋街園には、記念撮影スポットとして人気が高い、恒例のおたる潮まつり実行委員会制作のハートのオブジェを設置。また、温かい飲み物販売に加え、ワックスボールを箱に入れて販売する。紙コップにメッセージを書き、キャンドルを灯すメッセージキャンドルも販売する。
 2つ目のメーン会場となる手宮線会場では、公募4団体に加え、北海道建築士会小樽支部、緑のまちづくりの会、小樽青年会議所、OKOVO(韓国ボランティア )、eVOL(中国ボランティア)、橙(日本人合宿ボランティア)、市内高校生がオブジェを制作する。
 昨年あった「御休み処」を、寿司屋通り側へ移動。今年新たに、企業による製品の協賛で販売するコーナーを設け、運営資金に役立てる。アイスバーは中止。幻想的なあかりの路の人気スポットとして、「天使の迷い道」では、ワックスボールを10日間で約200個灯す。
 色内広場では、小樽観光ガイドクラブによる「ワックスボウル製作体験コーナー」1,000円や、新たにベテランボランティアが指導する「スノーオブジェ製作体験コーナー」を設け有料とした。
2013yukiakari2.jpg 準メーン会場の朝里川温泉川会場では、朝里川にろうそくを灯す。写真愛好家の間では、人気スポットとなっている。ウインケルビレッジカフェ内には、ハンドメイド作家による展示販売や韓国屋台も楽しめる。
 あかりの路会場は、昨年の44会場から減少し、今年は41会場。各会場での催しやあかりの工夫が見逃せないスポットとなっている。
 財政面では大変厳しく、協賛目標額575万円に対して、1月20日現在で目標額の49%が集まり、現在も協賛を募っている。開催中も会場で募金箱を設置している。問合せ:0134-32-4111内線267 小樽雪あかりの路実行委員会事務局まで。
 同イベントで大きな力であり特色でもある国内外からのボランティアを、今年も3,000人を見込む。(昨年延べ2,924人・一昨年2,474人)
 すでに、合宿しながら国際交流を図りボランティアする韓国49人・中国15人・日本人大学生13人が参加を予定。昨年から市内高校生も多数参加し、今年度も多くの若い力を募集。1月24日(金)18:30から、美術館研修室で、未経験者を対象に説明会を開催する。昨年に引き続き、12日(水)・13日(木)に、大谷大学から延べ40人の学生が、授業の一環でボランティアを体験する。
 公式ガイドマップを10万部作成し、27日(月)・28日(火)頃に完成予定。2月7日(金)朝刊に折り込む。
 7日(金)には、オープンセレモニー、雪あかりバックヤードツアー、スタンプラリー、オブジェやフォトコンステストも昨年同様開催。13日(木)〜16日(日)、市立小樽美術館1階市民ギャラリーで、過去3回の雪あかりの路フォトコンテストの入賞作品を展示する。時間は16:00から21:00まで。
 山城栄太郎検討委員長は「毎年同じオブジェと思われがちだが、あかりの会場など町内会のオブジェが発展するケースも多く、学生ボランティアのアイディアなどにも注目してもらいたい。学生ボランティアが団結し、将来のリーダーの候補となるよう育てていきたい。ベテランから若手へ良い継承となるよう積極的に取り組みたい」と話した。
 問合せ:小樽雪あかりの路実行委員会事務局(小樽市産業港湾部観光振興室内)
 TEL:0134-32-4111内線267、FAX:0134-33-7432
小樽雪あかりの路HP