高校生も会社員も福祉除雪に尽力!桜陽高&西條産業


ohyojosetsu1.jpg 例年を超える降雪で、市内各地の住宅地は雪に埋もれており、高齢者たちは、除雪作業に悩まされている。
 このため、小樽市社会福祉協議会(野坂和弘会長)の福祉除雪ボランティアに応じ、2月8日(土)には、高校生120人と会社員33人が、それぞれの町内のひとり暮らしの高齢者住宅などで、一斉に除雪作業に尽力した。
 小樽の今シーズンの累積降雪量は489cmと、平年値の425cmを60cm以上多い。積雪では115cmと1m以上降り積もり、高齢者等を悩ませている。
ohyojosetsu2.jpg 同協議会では、ひとり暮らしの65歳以上の高齢者や高齢者のみの世帯、身体障がい者世帯など、除排雪が困難な世帯を対象に、除排雪を援助してくれる親族・知人が近くにいない、敷地内にロードヒーティングや融雪溝が設置されていないことを原則として、福祉除雪サービス事業を行っている。
 毎年、この時期に排除雪ボランティアを行っている小樽桜陽高校(長橋2)では、2月8日(土)・9日(日)の2日間、同校近隣の清水町・錦町・石山町・豊川町の各独居老人宅の排除雪を行っている。
 8日(土)8:30に、ソフトボール部、図書局、サッカー部、柔道部、生徒会執行部などや個人参加の生徒120名が学校に集まり、12人の教員と共に7つの班に分かれて、除雪場所へ向かった。
ohyojosetsu3.jpg 事前に申込みがあった該当宅の玄関から道路までの生活路の確保と、塞がれた窓の雪を取り除く作業を中心に行った。
 清水町のバス通りに面した該当宅では、屋根から落ちた雪でベランダが埋まった状態。その雪を、桜陽生は、スコップやスノーダンプを上手に使い、手配したトラックに積み込み、除排雪を行った。大勢の若い生徒の人力で、みるみるうちに雪は取り除かれていった。
 ソフトボール部・1年生の室谷朋美さんは、「家でも除雪に協力し慣れている。雪で困っている人の力になれて嬉しい。今後も続けたいと」話し、サッカー部・1年生の荒川亮太君は、「コミュニケーションをとりならが、みんなで協力して楽しく除雪をした。回数をもっと増やしても良いと思う」と話した。
saijojosetsu1.jpg 作業は、午前中で終了し、学校へ戻り、軽食が配布され解散した。9日(日)は、男女バスケットボール部、弓道部、羽球部など125名と9名の教員が参加し、豊川町・錦町など7つの班に分かれて行われる予定。
 同じく8日に、総合建設業の西條産業株式会社(西條文雪代表取締役・有幌町2)の社員33名が参加し、真栄町・松ヶ枝町・相生町・オタモイなど9ヶ所に分かれて、除雪ボランティアを行った。
 今年で3回目となる同社のボランティアは、小樽社会福祉協議会の福祉除雪ボランティアの募集に応じたのがきっかけ。同社の経営理念の社会的共生と地域貢献の観点から参加し、除雪ボランティアの輪を広げるために行われており、今では、同社の年中行事に組み込まれている。
saijojosetsu2.jpg 玄関先から公道までの生活路を幅1m程度を確保し、積雪・落雪による排気筒や窓ガラスが破損する恐れがある場所を中心に除雪を行った。
 市内松ヶ枝町の住宅は、雪が家を囲み埋もれた状態。社員6名が出動し、スコップやスノーカートで雪を運び出し、生活道路を確保した。3年目となるボランティアも、手際良く社員一丸となって作業に精を出し、予定時間より早めに終了した。
 同社・飯岡浩司さんは、「当社が率先してボランティアを行おうと、社員が力を合わせている。潮まつりや雪あかりの路など、社員がスタッフとなり社会的共生と地域貢献に努めている。除雪ボランティアもその一環。今後高齢化が進む中、ボランティアの輪を広げ継続して、小樽のために協力したい」と話した。
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