経産省のおもてなし経営企業選 "ソプラティコ"表彰


 経済産業省が選定する「平成25年度おもてなし経営企業」に、全国165事業の応募の中から、28事業が選ばれた。その中に小樽市の株式会社ソプラティコ(花園4)が選定され、3月27日に表彰を受けた。また、同省の「がんばる中小企業・小規模事業者300社」も3月3日に受賞し、ダブル受賞の快挙を果たした。
 市長への報告会が、5月1日(木)11:00から、市役所(花園2)本館2階市長室で開かれ、同社の大場隆志代表取締役が出席した。
 中松市長は、「社員の皆さんと共有し頑張ってもらいたい。本当におめでとう。これからもよろしくお願いしたい」と栄誉を称えた。
0501sopratico.jpg 同省では、平成24年度から同選定を行ない、各地域で社員の意欲と能力を最大限に引き出し、地域・社会との関わりを大切にし、顧客に対して高付加価値・差別化サービスを提供する経営を、「おもてなし経営」と称し、地域のサービス事業が目指すビジネスモデルの1つとして奨励している。
 同社は、小樽を本社とし2004年12月に設立。5人の従業員と10人の会員で始まり、現在、500人の従業員と会員1万人を超えるほどに成長。道内を中心に12ヶ所のフィットネスクラブを運営している。また、イベントの企画や進行を行う事業、託児機能を備えたキッズパーク事業など、幅広い分野で事業を展開している。
 今回の選定に大場氏は、「人がいるから仕事があると捉え、仕事の幅を広げている。従業員の中で保育士になりたい人がいて、夢や得意なことを引き出し、事業へと発展させた。そのひとつに、託児施設を備えたキッズパークがある。また、ダンスが得意な従業員へ活かせる環境を作るなど、従業員を大切にし、自己実現のために、どうサポートするか真剣に取組み、能力を最大に作り出すなどが合致したのだと思う」と話した。
 また、「基本的な考えで、従業員が幸せになると、お客様も幸せになり、会社の幸せに繋がる仕組みで進めてきた。今回の選定で新たに自信へと繋がり、この考え方を地元小樽の企業にも伝え、役立てればと思う」と述べた。
 経済産業省〜おもてなし経営企業選
 (株)ソプラティコHP
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