統計調査委員79回の重み 関さん瑞宝単光章


zuihojokun1.jpg 平成26年度春の叙勲が、4月29日付けで発令され、旭日章及び瑞宝章を合わせて4,014人が受章した。
 その中で、小樽市オタモイ在住の関忠さん(81)は、瑞宝単光章を受章し、6月20日(金)9:30から、市役所(花園2)市長室で伝達式が行われ、中松義治市長から関さんに賞状と勲章が贈られた。関さんは、勲章を胸に付け、市長と記念撮影した。
 小樽市役所職員だった関さんは、1959(昭和34)年の工業統計調査員として任命後、2005(平成17)年まで、国勢調査員・事業所統計調査員・工業統計調査員など、79回もの様々な統計調査員として従事した。
zuihojokun2.jpg 統計調査員は、調査対象世帯や事業に調査書を配布し、正しく記入してもらうよう趣旨や内容を説明、その後、回収し点検整理を行う大変な業務。
 関さんは、調査員として温かみのある対応から調査客体の信頼を集め、他の統計調査員の模範となり、推進発展に尽力し多大な功績を残した。
 中松市長は、「調査員は大変な仕事で、関さんの尽力の賜物です。勲章は、ずっしり重いですね」と受章を祝福した。
 関さんを囲んで歓談し、調査員だった頃の思い出を語り、「調査書の回収に時間がかかり、何度も足を運んだ」と当時を振り返った。また、「家族や周りの方々が喜んでくれている。なかなかいただけないものなので、とても嬉しい」と受章の喜びを語った。
 平成26年度春の叙勲等