小樽の宝を知ろう! 親子でスケッチ会


 小樽再生フォーラム(篠崎恒夫会長)が主催する「第6回親と子のスケッチ会 運河と倉庫」が、今年も7月20日(日)に開かれる。
 同スケッチ会は、2009(平成21)年に始まり、昨年の2013(平成25)年のみ、小樽に通う小中高生を対象に、歴史的建造物を入れた未発表作品の風景画の公募展を開催したが、今年は元に戻り、親子で運河や歴史式的建造物をスケッチする会とした。
 同会の目的は、小樽だけの宝である約70棟の歴史的建造物や運河を、スケッチを通してその価値を知り、学んでもらおうと開催している。
 事前の申込みは不要だが、画板貸出希望者は、7月18日(金)までに、同会事務局へ申込む。参加希望者は、当日運河プラザ(色内2)で13:00までに受付を済ませる。画材は、クレヨン、水彩、油彩など指定なし。画用紙は配布する。
 当日提出でも、後日提出でも良く、郵送の場合は9月1日(月)までに事務局へ。持込の場合は、9月7日(日)13:00から15:00までに運河プラザ(色内2-20-1)へ。
 小樽在住の洋画家・山田守之氏(小樽美術協会会員)が審査員を務め、小学生・中学生・親の部に分けて表彰する。9月11日(木)から14日(日)11:00から16:00まで、北海道新聞小樽支社(稲穂2)1階オアシスに展示。最終日の14日(日)15:00から講評と表彰式を行なう予定。
 篠崎代表は、「スケッチを通じて、小樽の町の宝や値打ちを分かってもらいたい。歴史を学ぶ上で、大した町であると自尊心を持ち、小樽の発展を担ってもらいたい」と話した。
 同フォーラムは、小樽運河を守る会の精神を継承し、1985(昭和60)年に発足。現在15名程の市民団体。将来の小樽のまちづくりは若い世代にかかっていると考え、そのまちづくりを担う要員を育てることを責任と考える。
 そこで、子ども達に日頃身近にある建物の価値に気付いてもらおうと、小樽の歴史的建造物の話を内容とする「まちなみ出前講義」を無料で行うことにした。講師は同会の篠崎会長が務め、希望の学校や町内会などへ出張して講義を行う。希望者は、同事務局へ、随時受付中。
 また、小樽市指定の歴史的建造物が掲載された教材を新たに発刊し、市内小中学校や教育委員会・関係機関に、2,400冊の配布を予定している。費用80万円。財源が確保され次第事業を開始する予定。
 問合せは、0134-22-6088・小樽再生フォーラム事務局(〒047-0023小樽市最上1-19-8)橋本克久事務局長まで。
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