社会を明るくする運動 街頭バレード!

 罪を犯した人や非行少年の更生を支え合い、明るい地域づくりを推進する「第64回社会を明るくする運動」の街頭パレードとセレモニーが、7月5日(土)14:00から、サンモール一番街(稲穂)で行なわれた。
 小樽市推進委員会構成機関の小樽地区保護司会、小樽市教育委員会、小樽人権擁護委員協議会など27団体と小樽海洋少年団、市立菁園中学校吹奏楽部員など約300人が参加した。
syakaiparade1.jpg 市内繁華街を行き交う市民の身近で、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生に理解を深め、力を合わせ、犯罪や非行のない「社会を明るくする運動」を、広く普及啓発することを目的としている。
 同運動は、昭和26年7月に、犯罪の防止と犯罪を犯した人達の立ち直りには、一般市民の理解と協力が不可欠であると、法務省が啓発運動を継続して発展させ、国民運動として広げることとし、毎年7月を強化月間としている。
 セレモニーでは、法務大臣や北海道知事からのメッセージ手交式が行われた後、小樽地区保護司会の荒田一正会長が、「犯罪や非行のない明るい地域社会を作るために尽力し、改めて感謝する。犯罪や非行・過ちを心から反省した人を、社会の中に優しく受け入れることは、もっとも大切なことである。優しく、大らかな気持ちのもとで、運動に参加してもらいたい」と挨拶した。
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 パレードに先立ち、市立菁園中学校吹奏楽部42名による「ロッキーのテーマ」と「アナと雪の女王」の2曲が演奏され、会場では、大勢の通行人が取り囲み、演奏を聴いていた。
 パレードは14:30から、先頭の小樽海洋少年団団員が横断幕とプラカードを掲げ、続いて市立菁園中学校吹奏楽部の先導により、同会場から梁川通り都会館まで練り歩いた。
 後続の関係者は、通行人などに啓発物を配布し、”社明運動”の普及啓発活動に努めていた。
 法務省〜社会を明るくする運動
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