小樽市 米艦「ブルーリッジ」正式受け入れ発表


 小樽港管理者の小樽市(中松義治市長)は、、6月16日(月)に、小樽港長(小島良二小樽海上保安部長)から要請のあった米艦「ブルーリッジ」の小樽港寄港について、7月11日(金)に正式に受け入れを発表した。
 同艦の小樽港寄港についての回答期限は、7月4日(金)となっていたが、市はこの回答期限を延ばし、寄港について検討していたが、入港1週間前の7月11日になって、ようやく受け入れを発表した。
 入港予定日は7月18日(金)9:00、出港予定は22日(火)10:00までの5日間。入港目的は親善。
 米国艦船「ブルーリッジ」は、アメリカ海軍の揚陸指揮艦。現在、第7艦隊旗艦として、横須賀港が母港。艦隊の指揮を取るための専用艦で、充実した指揮・通信設備を搭載している。
 全長193.6m・喫水9.1m・全幅32.9m・排水トン数19,200トン・マスト高48.5m・1日最大上陸人員82人・最大速力23ノット。直前の寄港地は横須賀。小樽港へは、2010(平成22)年2月以来の寄港となる。使用岸壁は港町ふ頭3番バースとしている。
 小樽市は、「寄港についての3つの判断基準、1.船舶の出入港時と接岸時の安全性、2.小樽港は商業港のため、港湾業務への影響への確認、3.核兵器搭載の有無の3点が確認できた」として、寄港を認めたとしている。
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