国道で働く作業車や機械の見学会 小樽道路事務所

 国土交通省北海道開発局小樽開発建設部小樽道路事務所(長橋4)では、7月16日(水)9:45から、道路維持機械見学会を開催した。
 道路維持管理の各役割を学習し、道路を身近に感じてもらうことを目的に、昨年に引き続き行われ、小樽市立長橋小学校2年生児童46名と引率教員2名が参加した。
douroijitour1.jpg 会議室に集合し、同小樽道路事務所伊藤岳司所長は、「ここでは、国道という大きな道路を担当し、気持ち良く安心して道路を使ってもらうために機械を使用している。また、高速道路を守る機械も見学し乗車してもらい、多くの人々が作業していることを覚えてもらいたい。ゴミを捨てたりしないよう大事に道路を使ってもらいたい」と挨拶した。
 児童たちは、最初に、同所の仕事内容や道路の種類、見学車両の道路を清掃をする散水車・清掃車や除雪車、点検車などの説明を聞いた。
 その後、2班に分かれ、2階の道路の見張りをする情報管理室へ移動。管内の道路には、約80台のカメラを設置し、管理室内では、4ヶ所を一度に映すモニターが2つあり、6人体制で24時間道路状況を管理。コンピューターで迅速に処理し、正しい情報をリアルタイムに伝える役目がある。
douroijitour2.jpg 児童達は、実際に設置しているカメラを移動させ、モニターに映る映像の変化を体験した。会議室へ戻り、国道の維持管理ビデオを見て、白線引きや道路の清掃、標識の管理などの作業を知った。
 いよいよ構内へ出て、道路で働く自動車9台がずらりと並ぶ中、散水車は、実際に散水しながら走る様子を見せ、路面清掃車や草刈車は、運転席や後部席に乗車体験した。
 ヘルメットを被り、高所作業車のボックスに乗車し、高く伸ばされ上空からの景色を眺めるなど、普段なかなか見られない道路維持機械を一斉に見学することができ、興味を示していた。

 同校・本多玄樹君は、「初めて高所作業車に乗り、高くておもしろかった。学校や家が良く見えた」と話し、同村山みずきさんは、「高くて楽しかった。怖くはなかった。大きくてカッコ良い車が沢山あった」と話した。
 小樽開発建設部HP