10月1日赤い羽根スタート 街頭募金を展開


 10月1日から全国一斉に「赤い羽根共同募金運動」のスタートに合わせ、小樽市内でも、小樽駅前交番(稲穂2)付近に11:30に集合し、平成26年度「赤い羽根街頭募金」活動を展開した。
akaihane1.jpg 中松義治小樽市長、小樽市議会・横田久俊議長、北海道共同募金会 小樽市共同募金委員会・前田正夫会長、小樽市赤十字奉仕団・久末恵子委員長、小樽市社会福祉協議会、各ボランティアらが参加した。
 昨年に続き、小樽のゆるきゃら「運がっぱ」も募金箱をさげて協力。子どもや高校生の人気を集め、会場を和ませた。同募金活動は、1947(昭和22)年に「国民たすけあい運動」として始まり、地域福祉活動の推進を目的に、今年で68回目を迎えた。
 前田会長は「様々なハンディキャップを抱えた方々が、安心して暮らせる社会を築く必要に迫られている。募金運動がその時々の社会情勢に応え、継続できたのは、市民の温かい心と、皆さんの尽力のお陰。長年に渡る参加・協力に感謝する。寄せられた寄付金は、12月1日から始まる歳末たすけあい運動の寄付分と合わせ、福祉団体・福祉施設をはじめ、経済的困窮など問題を抱えた高齢者や障害者、震災被災者などに助成。今日から赤い羽根共同募金運動が始まったことを市民に伝え、多数の方々に募金の協力をお願いしたい」と挨拶した。
 参加者は、第1ビル歩道橋下や、長崎屋小樽店前、小樽駅前駐車場信号機前、都通り商店街入口の4箇所に分かれ、通行人に募金を呼びかけた。
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 赤十字奉仕団団員による街頭募金活動は、1日早朝から市内全域で実施されている。同団・久末恵子委員長は、「困っている人や病気の人など、様々な問題を抱える人が沢山いると思うが、活動を通じて役に立てることをありがたく思う。一生懸命に声をかけ、福祉などに還元できればと思う」と話し、募金を呼びかけていた。
 小樽市共同募金委員会の報告によると、本日4ヶ所での街頭募金活動の合計金額は13,420円。平成25年度は16,630円。平成24年度は20,874円。平成23年度は11,610円。平成22年度は45,123円。市内町内会、法人募金、学校募金、職場募金などによる、平成25年度の募金額は12,544,651円で、一昨年は13,807,606円が集まっている。
 小樽市で集められた募金は、北海道共同募金会に全額送金し、そこから、小樽市社会福祉協議会や市内の団体小樽市老人クラブ連合会、小樽ゲートボール協会、小樽市障害者スポーツ協会や保育園など様々な団体へ助成する。
 小樽市社会福祉協議会 共同募金事業