朝もぎ野菜や手芸品が格安 小樽四ツ葉学園即売会


 社会福祉法人小樽四ツ葉学園(絈野 喜一郎理事長)では、恒例となる「第19回展示即売会」を、10月3日(金)・4日(土)の2日間、長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザで開く。
yotsubagakuen1.jpg グループの小樽四ツ葉学園(桜3)・余市幸住学園(余市町豊丘)・余市豊浜学園(余市町豊浜)の3施設が協力し、施設内では大きなイベントとなり、手芸品や新鮮な野菜等を展示販売し、毎年、多くの来場者で賑わっている。
 昨年から、日程を2日間に短縮し、例年通りの豊富な品揃えで、新鮮かつ安全な旬の野菜やくだもの、利用者手作りの手芸品や工芸品を格安で販売している。
 小樽四ツ葉学園では、毎年人気の南蛮みそや三升漬けの加工品・乾燥しいたけには、売れ切れ続出。手芸班が、丹精込めて作った籘細工やビーズ製品、トイレットペーパーホルダーや鍋つかみなど、どれも丁寧に作られている。最近では、寒さ対策にと、毛糸で編んだ靴下や足カバーも、良く売れているという。
yotsubagakuen2.jpg 白菜・キャベツ・長ネギ・小松菜・ほうれん草・とうきびなどは、朝もぎを提供。新鮮で美味しい野菜の提供を心がけている。
 余市幸住学園では、りんご(津軽)・ぶどう・プルーンを並べ、会場に甘い香りが漂っていた。じゃがいもやかぼちゃは、10kgの箱詰めやバラ売りで、かぼちゃは、くりあじ・みやこ・雪化粧の3種類を用意している。
 余市豊浜学園では、薬草茶が人気で、くわ・すぎな・十薬の3種類を用意。どれも100g・300円。また、施設周辺の笹を取り、牛乳パックと混ぜて、纸を作り、レターセットとポチ袋を販売。作業班が、笹を採取に出かけ、生活班は、牛乳パックをはさみで細かく切り、手分けして作業に参加している。
yotsubagakuen3.jpg 同即売会を楽しみにしている常連のお客さんも多く、地方発送は有料となるが、市内の発送は無料。重たいかぼちゃやじゃがいもなど、お年寄りには無料で配達してもらえると喜ばれている。
 初日は、職員15名が販売員となって対応し、利用者1名が手伝い、2日目は、利用者4人が販売員を体験する。
 即売会担当の小樽四ツ葉学園・田辺靖博総務は、「豊富な品揃いで格安に提供し、市民に還元したい。利用者が一生懸命手作りした作品や野菜などを販売し、各施設の活動の様子を、多くの方に分かってもらいたい」と話した。
 小樽四ツ葉学園グループ展示即売会 10月3日(金)9:00〜19:00・10月4日(土)9:00〜17:00
長崎屋小樽店(稲穂2-20-1)2階公共プラザ 問合せ:0134-54-7404 小樽四ツ葉学園
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