後志の料理人が腕を振るう! フードフェス

 全日本司厨士協会小樽支部(兼崎義明支部長)では、秋の恒例行事「後志フードフェスティバル」を、10月8日(水)18:30から、グランドパーク小樽(築港11)5階樹林で開いた。後志の料理人が創り出す料理やデザートに、約400人が舌鼓を打った。
shiribeshifood1.jpg 同フェスティバルは、ブッフェスタイルで開かれ、小樽・後志の食文化を支え、ホテルやレストランで活躍する料理人の技と味が、会場に一堂に集った。各シェフが腕によりをかけて創った14店・約80品の料理やデザートがずらりと並び、小樽あんかけ焼きそば親衛隊も特別参加した。開始直後には、大勢の人でごったがえした。
 小樽蕎麦商組合青年部では、蘭越産と北竜産のそば粉を使った手打ち蕎麦を、「に志づか」は、さんまの燻製焼きや秋の吹き寄せ盛りで季節感を楽しませ、「ホテルノイシュロス小樽」では、フォアグラのフラン&秋シャコのフランで高級感を演出。握り鮨や煮込みハンバーグ、黒松内牛のタタキなども並び、来場者は、見た目も美しい料理に目移りしながら、皿に取り分け料理を楽しんだ。
shiribeshifood2.jpg オープニングで、兼崎支部長が「後志の食文化を盛り上げようと20年目を迎えた。4年前から会場をグランドパーク小樽に変更し、今年度は、北海道中小企業家同友会しりべし小樽支部と小樽商工会議所が共催した。素晴らしい調理人の技術とともに、皆さんに召し上がっていただきたい。後志の地域は、多くの海や山の幸があるが、地元の人はあまり知らないため、もっと後志の料理人の技術や美味しい食を知ってもらいたいと続けている」と挨拶した。
 小樽商工会議所山本秀明会頭の「乾杯」の合図で始まり、待ちわびた参加者は、一斉にお目当ての料理に向かい、列を作った。参加者は、後志の食材を活かした様々な料理を味わい、食欲の秋を満喫していた。
 また、小樽割烹料理師会による51kgのマグロの解体や、ステージショーも行われ、パーティーの締めとなるお楽しみ抽選会と続き、ホテル宿泊券やレストラン食事券などの豪華景品が用意され、最後まで大勢の人々で賑わった。
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