マリンホールに歌声響く! 小樽市民合唱祭

 小樽合唱連盟(鈴木功理事長)では、春と秋の年2回開催の「小樽市民合唱祭」を、11月2日(日)13:30から、小樽市民センター(色内2)マリンホールで開き、23団体・423名が、日頃の練習の成果を発表した。
119shimingassyo2.jpg 同連盟は、1947(昭和22)年7月に創立し、地域の合唱の普及に務め、様々な活動を展開。昨年12月には、小樽市民会館50周年を記念して、小樽管弦楽団と協力し、「第九公演」を開催。市民合唱団と市民オーケストラ260名が出演し、観客を楽しませるなど、数々の音楽鑑賞の機会を設けている。
 平成26年度では、18団体が加盟し、小学生から80歳代まで約380名が加入。日々努力を重ねている。
 119回目を迎えた今回の合唱祭は、アルドーレ(長橋中・西陵中OBと岩﨑正氏の教え子23名)や心奏(かなで・ゴスペルで知られ浅原富希子氏が率いる)の初出場2団体を含め、23団体が出場。演奏時間は10分以内とされ、2〜3曲を選曲し発表した。
 会場は、入れ替わりしながらも常に満席が続き、元気な歌声やボリュームあるハーモニーを響かせ、観客から温かい拍手が贈られていた。
119shimingassyo1.jpg トップバッターを飾る「仁木フルーツ合唱団」は、となりのトトロより「トトロメドレー」や「ふるさと」を合唱した。桂岡少年少女合唱団では、代表の中島祺枝氏が指揮をし、16名の少年少女が踊りを交えて合唱を披露、会場を沸かせた。
 女声コーラス「ひまわり」では、24名が揃いの藤色のロングドレスで登場。「いちじくの木の下」など3曲を熱唱した。
 末広中と西陵中学校は合同で発表。市内中学校が合唱を通じて交流し、息の合った歌声を響かせるなど、観客を魅了した。
 小樽潮陵高校音楽部OG新保奈津乃さん(3年)は、「今年は、秋まで音楽部に所属し、3年間続けた。今日の小樽潮陵高等学校音楽部の発表は、6名と少なかったが、少ないながらも良かった。他の団体も少人数が多く、それぞれにまとまっていた」と話した。
 小樽合唱連盟HP
 関連記事