市内15施設が参加 ほほえみフェスタ2014


hohoemifesta1.jpg 平成26年度小樽市「障がい者週間」啓発事業として、12月4日(木)・5日(金)の2日間、長崎屋小樽店(稲穂2)1階・2階公共プラザで、市内15施設が参加する「小樽ほほえみフェスタ2014」が開かれ、作品展示会や販売、パネル展による啓発などが行われた。
 小樽市「障がい者週間」ほほえみフェスタ実行委員会(岩佐敦会長・小樽高島福祉会施設長)が主催し、毎年、年3回開かれている。1回目は、小樽潮まつりの日程に合わせ、「ドンドコ・ザブ~ン!フェスタ」を、2回目は、8月29日・30日に都通り商店街を会場に「千客万来!元気百倍!」を、そして、最終回となる今回は、「優しさをありがとう!フェスタ」を開催。
hohoemifesta2.jpg 小樽市では、1991(平成3)年度に、障がい者団体・施設・ボランティア団体などを構成団体とする、小樽市「障がい者の日」啓発活動実行委員会を発足。2004(平成16)年の障がい者基本法の改正に伴い、12月3日から9日までを「障がい者週間」とした。これに伴い、2005(平成17)年度から、小樽市「障がい者週間」・ほほえみフェスタ実行委員会として活動している。
 小樽四ツ葉学園では、毛糸の足カバーやマフラー、ビーズ細工、籐細工の鉢カバーやゴミ箱などや、豆類や南蛮を育てるところから手作りした南蛮味噌を販売。乾燥椎茸40袋は、午前中に完売した。
 小樽高島福祉会は、今回からパンを販売。朝に焼いたシュガーバターなど8種類(10個ずつ)を用意。80円〜160円と価格を抑え人気を集めた。また、コーヒーも根強い人気があり、豆の種類と細挽き・中挽き・荒挽きの挽き方も選べる。
hohoemifesta3.jpg ステップアップおたるでは、クリスマス用のリースや木製の踏み台と椅子を展示販売した。毎回、利用者も売り子を手伝い、率先して参加し、接客を楽しんでいる様子。生活支援員は、「自分で作った作品が売れ喜んでいると思う」と話した。
 小樽ろうあ協会では、手話カレンダーや手話に関する本、聴覚障がい者が押し花を使い手作りしたしおりを販売した。
 同1階には、肢体・聴覚障がい者合同絵画教室の絵画11点・籐工芸11点・書道18点を展示。買い物客らが足を止めて作品を鑑賞していた。また、小樽後志LD発達障がい児者親の会「ぽてとの会」による活動を紹介するパネルも展示した。
 5日(金)は、同会場で10:00から17:00まで開かれる。
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