震災被災地支援 "できることをできるだけ"vol.2


 8月23日(土)に小樽で初開催され、今回2回目となる、震災の記憶を伝え被災地支援を目的とした「できることをできるだけin小樽」が、12月10日(水)、小樽堺町通りの彦蔵(堺町3)2階カフェと食事の店「Caf’e DONBURI DO.?」で開かれる。
 同小樽実行委員会(小山内和子実行委員長)は、音楽とアートを通じて、被災した着物の記憶を伝える「できることだけプロジェクト」(東京・しおみえりこ代表)に共感し、今年6月に発足。8月23日に初イベントを開いた。
 今回は、生みの親となるしおみえりこ氏を迎え、ワークショップを開催。震災にあった布と不要となったはぎれを縫い合わせた50cm四方のタペストリーを繋ぎ合わせ、会場に展示する。
 また、被災地で作られた洋服などの展示販売も行う。11:00から14:30までの都合の良い時間に、裁縫道具と50cm四方の大きさになる布を持参し、自由に参加できる。
 現在、タペストリー18枚が集まり、タペストリーの寄附を募っている。津波で被災した布を必ず使用し、パッチワークをつけたり、布を縫い合わせたり、自由に製作。どんどん繋げ、来年4月に、被災地の高校吹奏楽部オーケストラコンサートを開催する、サントリーホール(東京都港区)での展示を予定している。
 15:00からは、前回好評だった小樽在住の夫婦アコースティックデュオ「yuecaf’e」のライブや、民族音楽を中心に世界の音楽を「Rare names trio」が生演奏する。
 小山内代表は、「本家本元のしおみさんに来てもらい、被災地の話を聞き、それを踏まえて復興支援の思いをさらに広めていきたい」と話した。
 できることだけをできるだけ in 小樽 vol.2
 小樽堺町通りの彦蔵2階カフェと食事の店「Caf’e DONBURI DO.?」
 ワークショップ 11:00〜14:30 参加無料
 コンサート   15:00〜17:00 一般2,000円・高校生以上1,000円(各ドリンク付)
 コンサートの収益の一部を被災地へ寄贈する予定
 問合せ0134-64-5397 できることをできるだけプロジェクト小樽実行委員会
 できることだけをできるだけ in 小樽
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