年末年始の買出し 市内市場賑わう


1228ichiba1.jpg 今年も残すところ3日あまりとなり、年越しやおせち料理の食材を買い求める市民らが、市内の市場やスーパーに繰り出した。
 市民や観光客に親しまれている鱗友市場(色内3)は、朝4:00から営業を開始し、通常14:00までを1時間延長し、12月21日から31日まで休まず営業を続けている。
 魚屋8店舗と八百屋1店舗が入店している同市場では、正月用の大ぶりのエビなどが人気で、新鮮な魚や数の子、刺身用の食材が並んでいた。「先日の大雪で漁が中止になるなど、この時期は、天候に影響を受ける」と店主は話した。
1228ichiba2.jpg 今年の感謝を込めて歳末大売り出し開催中の南樽市場(新富町12)は、30日までは朝9:00から18:30まで営業し、31日は17:00閉店を予定している。
 テナントを含め約30店舗が入店する同市場協同組合の松井輝明理事長は、「例年から30日がピークと予想。おせち料理用に、数の子・エビ・シャコ・アワビなどが売れる。ホッケは不漁で高値。大雪の影響を受け、地元の魚が少ない」と悪天候を懸念した。
 店内は、野菜や鮮魚、肉類、パンや薬、衣料品までが並び、何でも揃う市場で、買出しに来た客で賑わった。帰り際、抽選会場に立ち寄り、願いを込めて抽選に挑んでいた。
 同市場の商品券が当たる大抽選会を開催中。2,000円以上の買い物で抽選が可能。1等5,000円商品券を20本・2等3,000円商品券50本・3等1,000円商品券200本、以下7等10円商品券と空クジなし。1月5日に初売り・通常営業を開始する。
 小樽の市場