大晦日「SORI レース選手権大会」 朝里川温泉スキー場

 大晦日の12月31日(水)10:00から、”小樽ゆき物語第2章”「第1回SORI レース選手権」が朝里川温泉スキー場(朝里川温泉1)内の特設コースで開かれた。
 小樽の冬や雪を楽しむ「小樽ゆき物語」で、様々なイベントが開かれる中、雪と戯れるイベントを小樽朝里クラッセホテル(朝里川温泉2)が主催し、参加者を募ったところ、市内を中心に子どもから大人まで39名が参加した。
 同スキー場は、冬休みとあって、朝からスキースクール受講生や、スキーやスノーボードを楽しむ人々が集まり賑わっていた。
 スキーコース横のゲレンデに、昨日から全長50mのソリコースを設置。受付を済ませた参加者は、色とりどりのプラスチック製のソリを持参してスタート地点に集合。
 同ホテル前川勝美取締役副社長は、「コミュニケーションを図りながら、雪と戯れてもらいたい」と激励した。

 レースは3つの部門(子ども・大人1人乗り、親子2人乗り)に分かれ、一般的なプラスチック製のソリを使用し、一番早くゴールまで滑った人が勝ち。競技開始前に、10分ほど練習時間が与えられ、ソリの滑り具合を確認した。
 子どもの部から競技を開始。スタート地点にエントリーした選手が並び、スタートの合図で、ゴール目指して、ソリを滑らせた。途中で止まってしまうハプニングにも見舞われ、一生懸命にゴール地点へ辿りつく選手も。
 子どもの部予選1位通過の佐藤虹凪君(小1)は、「後ろに体重をかける工夫をして滑った。ママが作戦を教えてくれた」と話した。
 大人たちも童心に返ってパフォーマンスを繰り広げ、家族らの声援を受けて、ゴールに滑り込んだ。
 親子の部では、スタート地点に子ども達がソリに乗って待機し、母親や父親は、走ってソリに乗り込みスタート。勢い余って転倒したり、ゴール間近で逆転されたり、会場を大い
に沸かせ、冬の寒さを吹き飛ばすほどの熱気に包まれていた。
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 全競技終了後に、参加者全員で記念撮影を行い、11:30から、スキー場内のゲレンデハウス内で閉会式が行われ、表彰式で優勝者に賞品が贈られた。
 競技委員長を務めた同ホテル五十嵐章営業企画マネージャーは、「小樽ゆき物語の一環として、雪に戯れる遊びを考えたところ、親子で楽しめるソリ大会を初めて行った。今後、毎年継続していきたい」と話した。