日本の伝統文化を楽しむ 国際交流パーティー!


0129exchange1.jpg 日本の伝統文化を楽しむ「織り姫の会」(本多恭子代表)が主催する、国際交流パーティーが、1月28日(水)6:30から、小樽ろばた焼きつくし(色内1)の2階で、小樽商科大学の中国・ロシア・スペインの留学生4名と同会メンバー5名が出席して開かれた。
 新年が明けて初めての会で、節分が近いこともあり、書き初めと豆まきを楽しみ、友好を深めた。
0129exchange2.jpg 織り姫の会は、伝統文化を体験し、自分をもっと高めようと、2010年7月に発足。機を織るように、人々の縁の糸を紡いでいきたいと願いを込めて命名。現在は、10名ほどの会員が在籍している。
 年数回、国際交流パーティーを開催し、日本の伝統的な遊びのかるたやけん玉・福笑いなどの体験会や、華道や茶道、着付けなどの専門講師を招いて、留学生等に、楽しみながら日本の文化を学び、交流を深めてもらおうと開催している。
0129exchange3.jpg はじめに書き初めを行い、書道講師が急遽参加できなくなったが、手本などをもとに書道を体験した。あらかじめ宿題として、今年の抱負にしたい文字をそれぞれに準備してもらった。参加した留学生達は、真剣な表情で、思い思いの文字を、筆を使って半紙に書き始めた。気に入った文字を何度も書いて練習し、書き順も正しく、バランスのとれた文字が次々と完成した。
 スタッフも含め参加者全員で、文字に託した今年の抱負を発表。留学生は、完全に成し遂げたいと「達成」と書いたり、「家満」と書いた中国人の女性は、「家族が満たされるように」と今年の抱負を語り合った。
0129exchange4.jpg 引き続き、2月3日の節分にちなみ、豆まきが行われた。はじめに、節分について説明があり、「鬼は外」「福は内」の意味を伝え、日本の伝統行事を知った。
 スタッフが鬼の面をつけると、留学生達は、「鬼は外」「福は内」の掛け声に合わせ、落花生を鬼にぶつけ、和やかな雰囲気の中、豆まきを楽しんだ。
 スペインから来たアナさんは、「日本文化の書き初めや豆まきを体験した。どのような意味があるか、詳しい説明があり、学べて嬉しい」と満足していた。
 本多さんは、「和やかに交流できて良かった。小樽に来ている間に人との繋がりを楽しみ、日本の文化を楽しみながら学んでもらいたい。それを、家族や友達に伝え、和を広げてもらいたい。気軽に参加し、留学生もスタッフもお互い得たものを持ち帰り、今後も地道に続けていきたい」と話した。
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