少年剣道会の中学生5名 団体戦で初の全国大会


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 小樽少年剣道会(髙橋靜次会長)の中学生1年から3年までの男女5名が、6月21日(日)苫小牧で開催の第39回北海道道場少年剣道大会団体戦中学生の部(77チーム出場)で、見事優勝を果たし、第50回全国少年剣道大会(7月28日〜30日・東京日本武道館)への出場権を獲得した。
 その報告会が、8日(水)16:30から、市役所(花園2)市長応接室で開かれ、柴田大也君(末広中1)・浜島桃子さん(末広中1)・関川絢心さん(星置中2)・和田樹璃哉君(北山中2)・東成美君(銭函中3)の5名の選手と髙橋会長が出席し、森井市長が選手らを激励した。
 同剣道会は、小樽剣翔館・小樽長橋練武会・銭函剣正会の3つの道場と、小樽商科大学剣道部、小樽桜陽高等学校剣道部などの8つの高校の剣道部が登録している。
otarukendo1.jpg 第50回全国道場少年剣道大会は、剣士の憧れの日本武道館(東京)で、7月28日(火)から30日(木)までの3日間の日程で開かれる。
 全国の代表500チーム約2,000人が出場する大きな大会で、北海道の中学生は18チーム、小学生は22チームが出場する。小樽からは、小学女子と中学男子の個人戦にもそれぞれ1名ずつ出場を予定している。団体に出場の東君は、個人戦にも出場を決めている。
 森井市長は、「全国でも金を取れるよう、試合で悔いのないよう、自信を持って全力で頑張ってもらいたい」と激励した。
 髙橋会長は、「全道大会では、優勝候補を打ち破り、剣道連盟発足後、団体戦中学生の部での全道優勝は初めてとなる。剣士にとっては、武道館の床で戦いたいと誰もが思う。5名の選手は、入学前や小学生から剣道を始め、年季が入っている。学校や道場が違う中、保護者に送迎をしてもらい、合同稽古を重ねてきた。決勝トーナメントまで進みたい」と期待した。
 選手らは、「悔いのないように全力を尽くして戦う。チームの足を引っ張らないようにしたい」など、全国大会への決意を述べた。
 全日本剣道道場連盟HP