強化合宿の成果! サンバやワルツ優雅にダンス

 日本ジュニアダンススポーツ・スポーツ少年団連合会(小林英夫会長)は、2015年の夏合宿(ダンスうんどう塾主催・7月29日〜8月1日)の成果を発表する、第2回全日本DUマッチングリーグを、8月1日(土)14:00から16:00まで、小樽市いなきたコミュニティーセンター(稲穂5)4階体育室で開いた。
DUmaching2.jpg 合宿に参加した北海道から沖縄までのジュニア・指導者の男女32名が参加した。16組のペアをローテーションで変更しながら、リーグ方式で合宿の成果を競った。
 夏合宿は、7月29日(水)から小樽おこばち山荘で開かれ、小林会長をはじめ、モスクワ(ロシア)からプロアスリート指導者のVradimir Shchepletsov氏とDenis Mukhin氏を招聘し、3人体制で「基本と基礎」をテーマに25講座を開講。合宿最終日の8月1日(土)午後から、同大会を実施した。
 大会では、ラテン5種目(サンバ・チャチャチャ・ルンバ・パソドブレ・ジャイブ)とスタンダート5種目(ワルツ・タンゴ・べニーズワルツ・スローフォックストロット・クイックステップ)の計10種目を、パートナーをローテーションしながら踊り、上位6組が決勝へ進出。
 合宿で講師を務めたVradimir Shchepletsov氏とDenis Mukhin氏もジャッジで参加。厳しい視線でダンスを見つめ判定した。
DUmaching3.jpg 初心者もベテランも指導者もすべてローテーションで組になり、様々なパートナーに合わせてダンスを踊った。初心者の子どもと指導者がペアになったり、息の合ったペアだったりと、様々なペアが生まれ、サンバの賑やかさやワルツの優雅さを表現しながら、10種目を次々と踊り抜いた。
 決勝に進む6組が発表されると、歓声や悲嘆の声が上がり、会場は終始熱気に包まれていた。
 ジュニアダンススポーツクラブあずみの(長野県)・丸山東美佳さん(高2)は、「外国人の講師2人が、それぞれに専門のラテンとスタンダードを指導され、とても勉強になった。今日は練習の成果を発揮できるように頑張っている」と話した。
 小林会長は、「様々な人と踊ることにより、コミュニケーション力を養い、初めての人と意思の疎通を図り戦うことが、大会のねらい。力を合わせながら頑張ることで、人間形成を育んでもらいたい。色々な人と踊ることで差別をなくし、誰もが優勝のチャンスを秘めている。努力は裏切らない」と話した。
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