盆入り! 市内の各墓地や寺賑わう


 盆入りの8月13日(木)、市内は朝から晴天に恵まれ、蒸し暑さが残るものの、最高気温26.8℃(14:00現在)の夏日となった。
hakamairi1.jpg 市内の墓や寺には、仏花や供物を持って先祖供養に訪れた人々で賑わい、墓地に通じる幹線道路は渋滞となった。
 北海道のお盆は、月遅れのお盆で、8月13日(木)が盆入りで、16日(日)が盆明けとなる。今年は、盆入りが平日とあって、渋滞や混雑も幾分緩和されていた。
 長橋墓地(長橋1)では、朝から次々と墓参り客が訪れ、先祖の墓に手を合わせた。墓地に通じる坂道の入口と墓地駐車場には警備員が待機、空き状況を見て誘導し、墓地へ向かうことができる。午前中は、待ち時間10分程度で、激しい混雑には至らなかった。
hakamairi2.jpg 塩谷墓地(塩谷1)は、毎年、朝5:00頃から墓参り客が訪れる。10:00頃には、墓地の坂は、交差する車で渋滞を引き起こし、警備員が対応に追われた。祖父母や孫など大勢の親戚が集まり、墓に花や供物をし、手を合わせていた。
 市内では、現在14の市営の墓地があり、その中でも、混雑する墓地については、交通規制を実施している。
 8月13日から16日まで、中央墓地(緑5)は、葬斎場を利用する車両やタクシー以外は、構内に乗り入れできない。墓参りの車両は、からまつ公園駐車場を利用。期間中、歩行の困難な方や高齢などを対象に、墓地内でワンボックスカーを運行している。
 また、銭函墓地(見晴町)は、墓地周辺道路の交通規制(一方通行)を実施。長橋墓地・塩谷墓地は、警備員による交通整理を行っている。
 小樽市では、供物やごみは必ず持ち帰るよう呼びかけている。