北運河から音楽発信!39バンドのパフォーマンス

 小樽北運河から音楽を発信する「2015.~真夏の~北運河サウンドエナジーvol.4」が、8月22日(土)・23日(日)の2日間、運河公園(色内3)を会場に開催。札幌・江別・恵庭・美唄などから39バンドが出演し、最高のパフォーマンスを繰り広げた。
0822soundenergy1.jpg 初日の22日(土)12:00から始まった同イベントは、夏空が広がる気温23℃前後の好天に恵まれ、会場には大勢の音楽好きが集まり、曲に合わせてステップを踏んだり、露店を利用して、ビールで喉を潤したり、胃袋を満たしたり、様々なスタイルでくつろぎ楽しんだ。
 浅草橋オールディーズナイト実行委員会(斎藤仁実行委員長)が主催する同イベントは、今年で4回目となった。昨年から、特設ステージを噴水の前から、遊具棟前に移動し、国の重要文化財である旧日本郵船小樽支店を右手に見ながら演奏する、小樽ならではのロケーションに、バンド出演者からも人気を集めている。
 結成4年目の札幌在住の5名の北風PeePuu は、8番目に出演し、風のコピー曲「月が射す夜」「海風」など5曲を演奏し、ステージ前で踊る人も現れ盛り上げた。同バンドは、札幌で活動するアマチュアバンドで、同イベントには3年連続3回目。伊勢正三氏の曲を得意としている。
0822soundenergy2.jpg アコースティックギター担当のタッキーさん(代表)は、「野外でのライブは、青空の下、風を感じながら歌える、なかなかできない機会。気持ち良く歌った。外でのイベントは楽しい。今後も出場するつもり」と満足した様子だった。
 会場では、オールディーズやロック、ジャズなど多彩なジャンルの生バンドが登場し、来場者は音楽につられて踊り出し、会場は大いに盛り上がっていた。
 小樽あんかけ焼きそば親衛隊やネザーランド、男の屋台村、亀山商店の露店が並び、活動資金を集めるYaReRuKoTo実行委員会によるフリーマーケット、フリマ愛好会なども出店した。
0822soundenergy3.jpg 休憩棟内では、小樽骨髄バンク、おたるエコの会、YaReRuKoTo実行委員会、できることをできるだけ小樽実行委員会が活動内容をパネル等で紹介している。
 できることをできるだけ実行委員会は、被災した着物の生地を使った50cm四方のタペストリーを制作し、震災を風化させないようにと活動を続け、小樽でのタペストリーは約50枚が集まった。会場では、新作5枚を含め30枚ほどのタペストリーを展示し、ちくちく(タペストリーの制作)も行っている。
 明日も、11:00から17:00まで実施し、バンド演奏は11:10から始まり、21:00まで19バンドが出場。トリのE.SANADAは美唄から初出場で、矢沢永吉の曲を中心に演奏する予定。
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