統合後のバザー大盛況! カトリック小樽教会


tomiokachurch1.jpg カトリック住ノ江教会とカトリック富岡教会が、4月1日に統合して、初めてのバザーが9月13日(日)11:00から13:30まで、カトリック小樽教会富岡聖堂(富岡1・オール・フランソア・ザビエ主任司祭)を会場に開かれ、近隣住民をはじめ、各地から大勢の人々が訪れ賑わった。
 統合前は、7月に富岡聖堂で、9月に住ノ江聖堂でバザーを別々に実施していたが、統合して1つの共同体として活動を行ない、広いスペースがある富岡聖堂で、統合後初めてのバザーを実施した。
 前庭には、バルーンアートやくじ引き、ボールすくいなど子ども向けのコーナーや、ビールや焼き鳥・ゆでとうきび・本場タコスのビアコーナー、同聖堂内1階の集会室に、カレーライスや豚汁・おでんなどの食堂コーナー、コーヒー・ジュースの喫茶コーナーを設け、教会会員約50名が手伝い大盛況となった。
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 また、毎年人気のフリーマーケットは、地域住民の寄付もあり、日用品から食器、ベビー用品や布地など様々な品物が特価で提供された。伊達カルメル会修道院(伊達市)製造のクッキーも販売した。
 バルーンアートや、ゆきとうきび、メキシコ料理のタコスなど、新たな試みもあり、関係者は大盛況だったと喜んでいた。バザー等の収益金は、同建物の修繕費やチャリティー募金をする予定。
tomiokachurch3.jpg 運営委員会・竹林公正副会長は「雨が降ったが人出が多く、大盛況だった。食べ物も完売した。統合後、お互いに協力してできたことが嬉しい」と話した。
 教会関係者は、「バザーを機会に、教会に多くの人に足を運んでもらいたい。心と心の交流ができる場にしてもらいたい」と話し、2階の神聖な雰囲気が漂う礼拝堂を案内した。現在、誰でも祈ることできるよう開放している。
 カトリック小樽教会富岡聖堂は、1929(昭和4)年に建立し、木造一部鉄筋コンクリート造3階建。2004(平成16)年に、小樽市指定歴史的建造物第70号に指定されている。現在は、使用されていないが、楽楼(礼拝堂の高部にある)や司祭館内の香部屋(神父が支度をする部屋)など教会の用途に合わせて作られ、昭和の歴史が残る小樽の遺産の重みを感じさせる建物となっている。礼拝堂の色ガラスは当時のままで、太陽光により美しい光が入るよう作られている。
 カトリック小樽教会HP
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