中川和子ファンクラブ 25周年記念コンサート


 小樽在住のピアニスト中川和子氏のファンクラブ「ハンマークラヴィア」の創立25周年記念コンサート「ベートーヴェン・モーツアルト・ショパンの3大作曲家によるピアノの夕べ」が、11月13日(金)小樽市民センター(色内2)マリンホールで開かれる。主催は中川和子ファンクラブ”ハンマークラヴィア”。
 新しい曲目を交えながら7曲を演奏。ベートーヴェン作曲のピアノ独奏のための作品「32の変奏曲WoO.80ハ短調」や、モーツアルトの馴染み深い名曲「トルコ行進曲」、ショパンの初期の代表作「バラード第1番Op.23ト短調」など、休憩を挟み1時間20分ほどのプログラムを企画。今回は25周年の節目を祝うため、中川氏がソロでの登場となる。
hammerklavier.jpg 中川氏は、小樽出身で現在も小樽在住。東京音楽大学ピアノ科演奏科コース、ウィーン国立音楽大学ピアノ科卒業。国内外の演奏家やオーケストラとの共演、独奏で高い評価を得ている。
 中川和子ファンクラブの”ハンマークラヴィア”は、金丸智子さんが中心となり1990年小樽で発足。現在、全国各地170名の会員。演奏会は34回目となり、年2回もしくは1回のスタンスで25年続けている。
 入場料3,000円は発足当時から変わらず、若い世代にもクラシック音楽に親しめるよう高校生以下は無料としている。
 中川氏は、「25年も続けられ心から感謝している。その後、地方の方の理解者も増え、ハンマークラヴィア北海道を発足し、ボランティア活動を行うなど、ファンクラブ名も定着してきた。市内でのクラシックコンサートは少なく、クラシックファンや定着した愛好家へ演奏会を提供したい。できる限り続けていきたい」と述べた。
 中川氏を支えてきた金丸さんは、「中川さんは、小樽で育ちウィーンに留学。その後、小樽へ戻った小樽の財産。小樽をベースに音楽活動をできないかと始まった。出発点となる小樽でこれからも頑張ってもらいたい」と話した。
 25周年を記念してペア5組を招待。希望者は、住所・氏名を明記して、FAX(0134-29-4635)で申し込む。10月1日から先着受付。当選者にはチケットを発送する。
 中川ファンクラブ”ハンマークラヴィア”コンサートVOL.34
 創立25周年記念コンサート
  「ベートーヴェン・モーツアルト・ショパンの3大作曲家によるピアノの夕べ」
 11月3日(金)開場18:30・開演19:00
 全席自由:一般3,000円・高校生以下無料・託児室あり
 小樽市民センター(色内2)マリンホール
 チケット取扱い:ヤマハミュージックリテイリング小樽店、リストランテ・トレノ、早川陽子設計室、北海道新聞中販売所、小樽市民センター、宮井額縁店
 問合せ 0134-29-1719・FAX 0134-29-4635 中川和子ファンクラブ・ハンマークラヴィア代表 金丸智子
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