100バンド350名が出演 音座なまらいぶ


onzanamalive1.jpg 音座なまらいぶ小樽2015が、10月11日(日)14:00からスタートし、市内16会場で個性溢れる100バンド350名が演奏し聴衆を魅了した。
 今年で17回目を迎える同イベントは、演奏者と会場、聴衆の3者がひとつになって初めて実現できる音楽イベント。同実行委員会(神田泰行代表)の主催。
 演奏者が足りない機材を持ち寄り、喫茶店やスナック・居酒屋をライブハウスにして、小樽の街を様々なジャンルの音楽で埋め尽くす。
onzanamalive2.jpg 会場はすべて入場無料。各会場での飲食を楽しみながら音楽を聞き、知人が出演するバンドや聞いてみたいバンドをはしごする人が行き交った。
 スタンプラリーを実施し、3会場以上回ると、小樽ビール1本引換券をプレゼント。引換券は当日有効で、小樽倉庫NO.1でビールと交換する。
 事務局のジャズ喫茶フリーランス(色内2)は、17:00から札幌の結成5年目の「よっぱらいバンド」の4名が出演、ジャズ5曲を演奏した。音楽に酔い酒に醉うという意味も含めて名づけた。2階の会場は、30名以上の聴衆が詰めかけ、熱気に包まれた。
 小樽ビール(港町5)では、初出演の「非喫煙者80%バンド」がジャズを奏で、広々とした会場でゆったりとビールと音楽を楽しんだ。
onzanamalive3.jpg 小樽運河プラザ(色内2)3番庫ギャラリーの会場で聞いていた市内20代の女性は、「無料で、色々なジャンルの音楽を聴くことができて良かった」と楽しんだ様子だった。
 同事務局・阿部義昌さんは、「市内に350人のミュージシャンが集まり、他のバンドの演奏を巡ったり、応援する人も行き来し賑わった。小樽で色々な音楽の演奏を楽しめる同イベントを、もっと小樽や後志の人に周知し、好みに合うバンドを見つけて楽しんでもらいたい。今年はHPを充実し、SNSなどで紹介し合い、目には見えないが浸透していることを願っている。今後さらに周知方法を充実させていきたい」と話した。
 音座なまらいぶHP
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