市立病院駐車場完成!有料で250台収容


 小樽市立病院(若松1・近藤吉宏院長)は、旧市立病院跡地に新しい駐車場が完成し、10月16日(金)6:00から併用を開始する。これまでの病院周辺の3ヶ所の臨時駐車場は、15日をもって利用を中止した。
hospitalparking1.jpg 昨年12月に新市立病院が開院し、隣接する旧市立病院を今年4月に解体し、約7,441㎡の跡地に、新病院附属の250台(身体障害者用含む)収容の駐車場建設が進められ、病院利用者にとって念願の駐車場が完成した。
 2012(平成24)年9月、小樽市立病院統合新築工事起工式が行われ、2014(平成24)年12月に病院が開院。駐車場が完成したことで、3年がかりで市立病院施設の設備が完備された。新築統合を検討してから、約19年の月日が流れた。
 24時間対応の新しい駐車場は有料で、外来受診は12時間以内で1回100円。見舞い利用者は2時間まで100円。身体障がい者の外来受診は無料となる。なお、一般の利用者は30分ごとに300円。院内の再来受付機横の事前精算機で精算をする。駐車場出口の精算機では一般料金となる。
hospitalparking2.jpg 併用開始に先立ち、15日(木)16:00から、竣工式が駐車場建設JV(阿部・久保・西條・宮本特定建設工事共同企業体)主催で開かれた。
 並木昭義病院局長・近藤吉宏院長ら病院関係者、駐車場建設JV関係者約30名が出席して開かれた。
 住吉神社・星野昭雄宮司と木谷渉権禰宜により、竣工式が神事に則り執り行われ、祝詞を奏上し、各代表者が玉串を捧げ、施設の安全と発展を祈願した。その後、駐車場内で、テープカットが行われ、駐車場の完成を祝った。
 16:30から院内2階講堂で、並木病院局長から院内職員向けに、記念講演会が開かれ、小樽市立病院グランドオープン後の重要な課題と対策について語られた。
 「現在当院では、運営面及び経営面で重要かつ切実な課題が生じ、その対応に賢明に取り組むことが急務である。医療を取り巻く状況は激変し、その変化に迅速適切に対応しなければ、病院の存在が危ぶまれる」と理解を求めた。
 市立病院駐車場オープンについて
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