ロマンチックな思い出に! 「小樽・余市ゆき物語」開く

 小樽と余市が連携した「小樽・余市ゆき物語」が、11月21日(土)16:30から開幕を祝う点灯式が、小樽では小樽運河浅草橋街園で、余市ではJR余市駅前周辺で同時刻に行われ、2月14日バレンタインデーまでの86日間のロングランで開幕した。
snowstory2.jpg 小樽では、家族連れやカップルが運河に繰り出し、初冬の小樽を楽しんでいた。
 小樽観光協会が、初冬の閑散期に集客をと冬の小樽を楽しめる企画を用意し、冬のイベントとして定着してきた。今年度は北海道観光振興地域支援事業の補助金を活用し、新たに余市観光協会も加わり、それぞれの力を出し合って盛り上げようと開催した。
 小樽浅草橋のオープングセレモニーでは、雪がちらつく中、カウントダウンで点灯。市民や観光客らが開幕を祝った。
snowstory3.jpg 小樽観光協会・西條文雪会長は、「従来に増してバージョンアップした中で、観光業に従事している人だけではなく、小樽市民全員が、おもてなしの心をもってこれからを盛り上げていきたい。熱意を持って頑張りましょう」と挨拶した。
 浅原富希子 with Sea of Graceの17名が、クリスマスキャロルメロディーを含む3曲を披露。ロマンチックな青でライトアップした運河をバックに、ゴスペルの歌声が高らかに響き渡った。
 小樽運河浅草橋から中央橋にかけて、1月31日(日)までの日没から22:30まで、青のLEDライト約10,000球とライトアップで演出。運河を行き交う運河クルーズの船にも青のライトが施され、冬限定の幻想的な光景を楽しむことができる。
snowstory4.jpg 恒例のガラスの町・小樽を象徴する、ワイングラス200個積み上げた3mのワイングラスタワーや、浮き球200個で彩るガラスの浮き球ツリーが運河プラザを彩り、JR小樽駅内には、市内のガラス工房作家・10作品を展示するガラスアートギャラリーがオープンした。
 今年度から小樽案内人による「夜のまちなみ散策ツアー」(要予約)を開始。運河プラザに18:20に集合し、定員10名が2班に分かれ、1時間ほどのガイドツアーを行なう。外国人のために、国際インフォメーションセンターの通訳者も同行する。
 本日から1月30日(土)までの金・土曜日・祝日の前日と12月23日・24日。ただし1月2日(土)は除く。申込み・問合せは、運河プラザ観光案内所(0134-33-1661)。
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 一方、余市では、16:00から22:00まで、駅前公園内の銀杏の木や道道両側の街路樹・駅前広場のメモリアルアーチに、約10,000球のLED電球を施した。余市に相応しいウイスキーの琥珀色をイメージした色で会場を照らした。
 オープングセレモニーでは、カウントダウンで点灯し、北星女子中高のハンドベル演奏やリタ幼稚園児達の賛美歌が披露された。
 小樽・余市で展開中の地元のグルメを特典付きで紹介する「まちごはん」や、参画店舗で使用できるクーポン券「ゆき物語周遊キット」(税込1,500円)を発売している。
 小樽・余市ゆき物語HP
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