菁園吹奏楽部コラボ! ミュージックボックス


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 株式会社Stoic’s(ストイックス・髙橋将友代表)が主催する「ヲタル座MUSIC BOX vol.16-Xmas Edition」が、12月13日(日)14:00から、ウイングベイ小樽(築港11)5番街3階ヲタル座で開かれた。今回はクリスマスバージョンで、札幌を中心に活動する7組のアーティストと初出場の地元小樽の菁園中学校吹奏楽部が、観客を楽しませた。
 同イベントは、音楽を通じて沢山の人の心と体を元気に、みんなで楽しく小樽を盛り上げることを目的として、アマチュアからプロまで幅広いアーティストが出演し、様々な音楽ジャンルで市民をはじめ多くの観客を楽しませている。
1213musicbox2.jpg 今回、同吹奏楽部とコラボレーションする高橋むつみ氏は、札幌を中心に活動するシンガーソングライターで、同時に、行き場を失った犬猫の保護活動を支援する「ぷにぷにレスキュー」を運営し、動物にも深い愛情を注ぐアーティスト。
 同吹奏楽部が出演する16:00には、先輩や家族も詰めかけ会場はほぼ満席となった。トレードマークのピンク色のTシャツ姿の27名がスポットライトを浴びながら、堂々とした演奏が始まった。
 「ムーンライト・セレナーデ」、「愛唄」、「花は咲く」などの4曲を演奏し、ダンスやソロ演奏、男子部員2名の歌も盛り込まれた。
 アンコールで、高橋氏のオリジナル曲「君の声」のバックバンド演奏を行い、高橋むつみ氏はピアノを弾きながら吹奏楽の演奏に合わせて歌い、感動の渦に包まれた。
 引き続き、Voice Works Sapporoの谷藤勝彦代表も加わり、「ホール・ニュー・ワールド」を、同楽部の演奏をバックに見事な歌声を響かせ、大きな拍手に包まれた。
1213musicbox3.jpg 高橋氏は、「2週間前にリハーサルを行い、礼儀も正しくて一生懸命で勉強になった。普段は、ピアノを1人で弾いているが、今回は吹奏楽部と協力し感動した」と話した。
 同校の吹奏楽部を引退した3年女子は会場で演奏を聞き、「1・2年生だけで演奏する10月18日の定期演奏会よりも、ずっと上手だった。バックバンドで演奏するのはすごいことで、同校の吹奏楽部と一緒にやろうと思ってもらい嬉しい」と話した。
 演奏を終えた同校・吹奏楽部妹尾真佑部長(2年)は、「バックバンドは初めてで良い経験になった。ステージでライトを浴び主役になったようで、お客さんもいっぱいで良かった。今後は、3月の後志吹奏楽フェスティバルへ向けて練習を続ける」と話した。
 ヲタル座前には、高橋氏が支援するNPO法人「しっぽの会」(夕張郡長沼町)のメンバーによる署名活動と物品販売コーナーが設けられ、活動を紹介したり、動物をモチーフしたオリジナルグッズが並んだ。収益金は、保護動物の飼育費や医療費に充てられる。
 株式会社Stoic’s
 しっぽの会
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