市役所冬のボーナス 12億2,900万円支給


 小樽市役所(森井秀明市長)は、12月15日(火)、全職員1,659名(市長含む)に対し、総額12億2,900万円の平成27年度冬のボーナス(期末・勤勉手当)を支給した。
 総額では、前年比5,700万円の増額となったが、これは、国家公務員に準じ行っていた自主削減額を一般職で回復したためで、1人当たり約4万円増となった。
 今回のボーナスは、給料月額等を基礎にした基準額の2.125ヶ月分(期末手当1.375ヶ月、勤勉手当0.75ヶ月)を支給した。特別職の市長は、引き続き15%の自主削減を行っている。
 これにより、市長213万0,652円、一般職1,658名・平均74万0,194円となった。市議会は、議長136万1,700円、副議長122万9,100円、議員112万4,550円の支給となった。
 国に倣って自主削減を回復したが、小樽市の財政は多額の借金を抱えたままで、特定目的基金からや他の企業会計からの借入が重なっており、財政は依然として空っぽ状態が続いている。
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