着物でおすまし!総合博物館のひな祭り

 小樽市総合博物館(色内2)運河館で、一足先に「ひな祭り」が、2月28日(日)に開かれ、大勢の家族連れが来場し、着物の着付けやお茶会を楽しんだ。
museumhina1.jpg 毎年、3月3日のひな祭りに合わせて開かれ、復元された明治商家の展示スペースに、昭和40年代の7段飾りや明治末期の御殿飾り、17世紀末の木製の五人囃子、江戸時代の気品ある顔立ちの古今雛などの雛人形を展示している。
 このイベントで人気を集める和服の着付け体験は、同館ボランティアが無料で、希望者に和服を着付け、ひな壇をバックに写真撮影できると、11:00頃で1時間半待ちとなった。
museumhina2.jpg 赤やピンクの子ども用の晴れ着が用意され、幼児から小学生まで幅広い年齢に対応。博物館ボランティアが、手際良く子ども達に着物を着せ、可愛らしく髪飾りをつけた。
 ひな壇をバックに、すまし顔でポーズを決める我が子に喜びながら、写真に収めていた。
 お茶会では、表千家の有志10名が参加して、会場で点てたお茶が、来場者に振舞われた。300人分のお茶が用意され、ひな祭りを楽しむ大勢の人々で賑わった。
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 着付けを体験した坂田みおちゃん(7)は「着物を着て写真を撮り楽しかった」と話し、なおちゃん(3)は「嬉しかった」と、満足した様子だった。母は、「今年で3回目となり、ここでの記念撮影は、子ども達の成長の記録になっている」と話し、この行事を家族で楽しみにしている。
 同館は、現在開催中の「おたる雛めぐり」参加会場になり、ひな飾りは、3月7日(月)まで展示している。
 おたる雛めぐり
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