おもてなしバッチ配布!外国人とコミュニケーションを


 小樽観光協会・小樽商工会議所・小樽市産業港湾部観光振興室が協力して、外国人とコミュニケーションを図る「おもてなしバッチ」が、このほど完成した。
omotenashibadge1.jpg 小樽を訪れる外国人観光客が急増し、小樽の人と外国人を結ぶコミュニケーションツールとして、同バッチを無料で配布する。外国語が話せなくても、身振り手振りでコミュニケーションが取れる人なら、誰でもバッチをつけることができる。
 すでに、全国各地で導入され、札幌市は、札幌商工会議所と協力して、「スマイル・サービスバッチ」事業を始め、外国人と話せる人がひと目で分かるようにバッチをつけている。
 バッチ作成の経緯は、札幌商工会議所会頭から小樽商工会議所・山本秀明会頭に、小樽市でもどうかと話があり、年明けに協議を進め、1月に原案を作成。小樽観光協会が、北海道観光振興機構の助成金を活用して制作した。
 市内業者からデザイン案を募り5社9案が集まり、2月12日に選考会を開き、審査員8名で協議し、株式会社オー・プラン(色内1)のデザインを採用した。
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 直径38mmの缶バッチには、ウエルカムを意識した赤を基調とし、小樽運河とガス灯が描かれ、「こんにちは」を英語(Hi!・ハイ)650個・韓国語(안녕하세요・アニハセヨ)250個・中国語100個(你好・ニイハオ)の3種類・計1,000個を制作した。
 小樽観光協会・永岡朋子さんは、「このバッチを付けて、外国人とのコミュニケーションを恐れずに活用してもらいたい。積極的にコミュニケーションをとってくれる人が、ひとりでもふたりでも増えてくれれば」と期待を寄せている。
 希望者には無料で配布。郵送の場合は送料有料。問合せは、小樽観光協会・小樽商工会議所・小樽市産業港湾部観光振興室。各HPから申込シートをダウンロードしてFAX。職場など大口な場合は、事前の問合せを。
 札幌商工会議所〜スマイル・サービスバッチのご案内
 おもてなしバッチのご案内
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