観光船の安全祈願 今シーズンの営業開始

 株式会社小樽観光振興公社(山田厚代表取締役)は、4月23日(土)の運航開始に先駆け、春の温かな日差しのもと、21日(木)10:00から、乗船客公共待合所(港町4)で、海上における安全祈願祭を実施。sightseeingship1.jpg山田代表取締役をはじめ、森井秀明市長、港湾関係者約30名が出席して開かれた。
 水天宮(相生町3)の大小島平和宮司により、同社所有の観光船「あおばと」と屋形船「かいよう」の2隻に、海上の安全を願う神事が行われ、来賓・関係者が玉串奉天を行い、今シーズンの運航の安全を祈願した。
 山田代表取締役は、「小樽市民はもちろん、小樽市を訪れる皆さんへ、安全で安心な海上観光を楽しんでもらうことを肝に銘じて、今年の事業を進めたい。sightseeingship2.jpg屋形船が昭和60年初めに完成し、昨年から故障が相次ぎ、エンジンを全面的に取り替えた。観光船も、一昨年前に新造し、これで、将来30年に渡り、船を使って事業ができる。今年度は、屋形船を有効的に使う企画を考え、今後提案し、多くの方に乗っていただきたい」と挨拶した。
 今年度の小樽観光船運航期間は、4月23日(土)から10月16日(日)まで運航を予定している。sightseeingship3.jpg小樽観光船「あおばと」は、小樽水族館やにしん御殿までの交通手段として祝津港までと、断崖絶壁が連なる絶景を約40分ほど楽しむオタモイ周遊コースがある。
 エンジンをリニューアルした屋形船「かいよう」は、港内を約40分周遊し、船内では、土曜・日曜・祝日限定での小樽観光ガイドクラブメンバーによる、防波堤や小樽港の歴史などを紹介する。海上からの夜景散策や宴会・同窓会等、予約貸切での利用も可能。
 小樽観光船
 関連記事