四季折々の小樽!  小泉和子写真展


kazuko-k1.jpg 小樽在住の主婦・小泉和子さん(68)は、写真を始めて10年目の節目を迎え、初の個展「わたしのおたる」を、4月27日(水)から5月1日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで開いている。
 小樽の日常を小泉さん目線で切り取った、約8年間撮りためた四季折々のカラー写真52点を展示している。人力車や吹雪の日、高島の猫、園児の笑顔、夏の花火など、小樽ならではの人情味あふれる写真が、来場者の目を楽しませている。
 小泉さんは山登りが好きで、冬山登山の思い出にと仲間の写真を何気なく撮影。仲間のゴーグルに映り込んだ印象的な写真を、北海道写真協会が主催する写真道展(道展)に出展し、初入賞したのをきっかに、写真を本格的に始め、市内3つの写真の会に入会し活発に活動。kazuko-k2.jpg才能が開花しメキメキと上達。道展で入賞を繰り返し、最短で写真道展審査会・会友となった。その後、同・会友作品展において会友奨励賞を受賞。実力が認められた。
 小樽生まれの小泉さんは、小樽の自然や町並みが好きで、写真を通じて出会いも沢山あったという。季節ごとに開かれるイベントや気に入った風景が見られる場所へ、カメラ道具を背負って出かけ、様々なシーンを熱心に撮影。その姿は、いつ見ても楽しそうだ。
 小泉さんは、「生まれ育った小樽が好き。絵になる町だと思う。みんな地方へ撮影に行くけど、主婦なので市内を歩い撮影を楽しんでいる。カメラのファインダーからは別の世界が見え、小樽を再発見した。小樽ならではの風景など、小樽の方にもぜひ観てもらいたい」とPRした。
 小泉和子写真展「わたしのおたる」
 4月27日(水)〜5月1日(日)9:30〜17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー 入場無料