読みたい本10冊無料! リサイクルブックフェア


recyclebook1.jpg 市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)は、同館で資料としない図書を有効に活用してもらおうと、5月15日(日)9:30から12:00まで、リサイクル・ブックフェアを開催した。
 この取組みは15年ほど前から開かれ、春と秋の年2回、大勢の人が訪れ人気となっている。
 リサイクルされる本は、市民から寄贈された図書から貸出用を除き、重複していたり古くなり資料としない図書、同館での1年間の保管期限が過ぎた雑誌など。recyclebook2.jpg今回は、絵本・小説・雑誌・実用書など約2,800冊を、同館視聴覚室に分類して並べ、1人10冊まで無料で提供した。
 心待ちにして市民の中には、8:00頃から並ぶ人もいて、図書館前に長蛇の列ができ、開館後は、館内にも会場まで並ぶ人の列ができた。担当職員が、混雑具合を見計らって10名ずつ入場させた。
 文庫本や人気の婦人雑誌、漫画や絵本、児童書、中には参考書や美術全集の大きな本もあった。訪れた人は、受付を通したお目当ての本を袋に入れ、満足した様子で帰って行った。
recyclebook3.jpg
 予定通り12:00まで開かれ、273名が来場。2,800冊の内1,938冊が市民に有効利用された。鈴木館長は、「家庭で処分せずに同館へ寄贈され、それを市民に還元し使ってもらいありがたいことです」と話した。
 8:30頃から並んでいた親子は、「お姉ちゃんのために基礎英語や、自分で読みたい本が見つかった。読んだ後はお友達に回します」と満足した様子だった。
 市立小樽図書館
 関連記事