よさこいパレード 春祭りの商店街で演舞

 おたる春祭り最終日5月22日(日)、小樽市内中心部の商店街で演舞を披露する「よさこいパレード」が、11:30梁川通り商店街をスタートした。
 今年で6回目となる同パレードは、昨年同様、ミナオ・ドーレくしろ、夢鼓動大地21、翔楽舞の3チームが出場。持ち味を活かした演舞を披露し、市民をはじめ観光客に感動を与えた。

 先頭は、初回から出場の石狩市を拠点に活動する夢鼓動大地21の5歳から40歳代までの30名が参加した。テーマは、沖縄と北海道を融合させ、全員が鳴子の代わりに琉球太鼓をつけて華やかに踊る。4種類の形や大きさが異なる太鼓が特徴。森田一幸代表は、「沖縄から北上するよう思いを込めて踊り、ソーラン節で終わる。男らしさ、女らしさを表現し、楽しく演舞した」と話した。
 5回目の出場のミナオ・ドーレくしろは、札幌・釧路支部の中学生から大人まで14名が出場。”祭りの輪は人の輪”を支柱に、海と夕日をイメージして仕立てた衣装を初公開。今年の演舞は「踊躍(ゆやく)2016」。仏教用語で「心躍らせ体も踊る、喜んで踊り上がる」との意味を込めた曲で初演舞となった。一昨年の曲に振りを一新し、迫力ある演舞を披露した。

 最終尾は、小樽を代表して翔楽舞の110名が出場した。今年の踊り「咲繋(えみつなぎ)」を、この春祭りで初披露するのを目標に、日々練習を重ねてきた。今日も、8:30に第3埠頭に集合して最終確認し、良い仕上がり具合と自信を見せた。
 広報担当の森田聡美さん(2年)は、「本祭まで20日間となり、練習を重ね、学生らしさと元気をアピールしたい。衣装は間に合わなかったが、気合は充分。髪型を今年から変え、三つ編みにしてアップにした。小樽の方々を元気付け、初披露なでの楽しんでもらいたい」と意気込みを見せた。
 梁川通り1回、都通り3回、サンモール商店街で1回の計5回演舞を披露し、踊りの輪が続いた。沿道には、大勢の観客が詰めかけ、演舞を最後まで楽しみ、大きな拍手が贈られていた。
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