小樽消費者月間パネル展! クイズや寸劇でPR


 小樽消費者協会(花園2・星功会長)が主催して、「みんなの強みを活かせ~安全・安心な社会に一億総活躍~」をテーマにした、5月の消費者月間に合わせ、5月26日(木)・27日(金)の両日、長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザで、小樽消費者月間パネル展を開いた。
syouhisyapanel1.jpg 小樽・北しりべし消費者センターの相談員や同協会の理事8名が参加。買い物客らに、平成28年12月以降から変更となる取り扱い絵表示について、電力小売全面自由化に伴う便乗商品に気をつけるやインターネット通販のトラブルの対処法、同協会の活動と取組40年の軌跡などをパネルで紹介した。
 また、消費者知識を高めるために、「契約にあたるものはどれか?」や「クーリングオフできるものは」についてクイズ方式で対応した。
 不要になったレースカーテン地をたわしにリメイクする体験コーナーで、参加者は、実際に手縫いでたわしを作り持ち帰った。
 11:00からと14:30からの2回、同センター相談員・奥村佳奈子さんらが実際に受けた事例を基にした寸劇を実施。キャストは会員らが務め、市民に分かりやすく伝えようと開かれた。
 11:00からは、「架空請求メールは無視の理由」と題して、5名が出演。同センターは1ヶ月平均70〜80件の相談のうち、アダルトサイトの架空請求に関する相談は、10件を占め一番多いケース。
syouhisyapanel2.jpg 14:30からは、「300円のサプリのはずがいつのまにか定期購入」と題して6名が出演。実際に女子高校生の母親が相談した事例で、インターネット通販で1ヶ月300円の豊乳サプリメントの案内が定期購入となり、初回分のみを購入して、2回以降をキャンセルした。ハガキでの通販でも、定期購入に繋がる事例が多く、注意を呼びかけた。
 奥村相談員は、「被害を食い止めるためには、実態を知って対処法を学んでもらいたい。
学校などから依頼があれば、寸劇の出前講座も受け付けている」と呼びかけた。
 同協会・勝又英夫事務局長は、「金融機関は厳しくなったが、新しい手口が使われたり、被害に遭わないように啓発を目的に開いている」と話した。
 27日(金)10:00から16:00まで、同じ内容で開かれる。
 相談は、小樽・北しりべし消費者センタ-0134-23-7851まで
 小樽消費者協会
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