きく・みる・つくる・あそぶ 小樽友の会


0701otarutomo1.jpg 小樽友の会(緑2・古崎真知子総リーダー)は、7月1日(金)・2日(土)10:00から15:00まで、小樽友の家(緑2)を会場に、子育て世代に暮らしのアイディアが広がるイベント「きく・みる・つくる・あそぶ」を開いた。
 初日の1日(金)は、小さな子どもや母親が多数訪れ、多目的室では、親子体操やエプロンシアター「おおきなかぶ」、生活団の子ども達に教えるうがい、2階ホールでは、座談会や生活リズムの話、手早く夕食を用意するこつ、5分・10分の家事を、友の会会員らが伝授した。
 札幌円山から幼児生活団5歳組の7名が、うがいの仕方を子ども達に教え、みんなでブクブクうがいをしたり歌を披露し、会場を和ませた。同団は、1967年に発足し50年の歴史がある。無理に詰め込んだりせずに、持っている力を伸ばし、自分で考えて行動することを教育に掲げ、週2回集まっている。
0701otarutomo2.jpg 2階ホールでは、タオルを半分に切り、首回りにバイヤステープを縫い付けた食事用エプロンや、パジャマなどを入れておく”おしたく箱”、正しいボタン付けや書籍の販売コーナーもあった。
 また、3歳から5歳の子どもの朝昼晩メニューとおやつを展示し、正しい分量や栄養について説明した。
 食堂では「子どもレストラン」が開かれ、3歳から5歳の子ども用の彩り良く栄養バランスを考えた「豚丼」40食と弁当20食を販売。改めて子どもが食べる正しい分量を知ることができた。
 手早く夕食の用意をするアイディアでは、献立を決め、夕食の準備をしながらお風呂を沸すなどの家事を同時進行すること。肉や魚の下味をつけは、5分10分ででき、時間を意識しながら生活するよう伝えた。
 全国友の会は、2015年から「おさなご発見U6ひろば」と題して、6歳以下の子どもと親に働きかけ、健全で明るい未来に繋がる子ども達の生活を願い各地で活動している。
0701otarutomo3.jpg 小樽友の会も、乳幼児を持つ母親を対象に、毎月第3月曜日に「乳幼児グループ」を開き、子育ての悩みを話し合ったり、生活のリズムや食事作りを学んでいる。次回は、7月11日(月)9:30から11:30を予定している。
 1歳3ヶ月の娘と参加した母親は、「子どもを楽しませたいと参加した。偏食なので食事についても聞きたい」と述べた。
 古崎代表は、「6歳以下の家庭に届くように3,000枚のチラシを配布した。平日だが多くの人が集まり、子どもの生活を考え参加し、関心が高く嬉しい。ひとりで子育てし、困っている方に声を届け、生活が良くなることで楽しく子育てでき、子どもや親にとっても良いこと」と話した。
 明日2日(土)も10:00から15:00まで開催を予定ている。
 小樽友の会
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