百貫神輿渡御!住吉神社例大祭小樽まつり

 小樽三大祭りの最後を飾る小樽総鎮守・住吉神社例大祭(通称:小樽まつり)が、7月14日(木)・15日(金)・16日(日)の3日間で開催されている。五穀豊穣・産業繁栄・市内平安を祈る同祭りは、今年で148回目を迎えた。
0715sumiyoshijinja1.jpg 神社周辺には、小樽あんかけ焼そば親衛隊のご当地グルメあんかけ焼そばをはじめとする約200軒の露天が軒を連ね、子どもから大人までが行き交い賑わった。境内の公園にマジックハウス等のイベント広場が出店し、子ども達が集まった。
15日(金)は、神輿渡御協力会の主管で祭りのクライマックス、百貫神輿御幸渡御が行われた。住吉神社氏子協力会、北海男塾、小樽北海睦、小樽三四郎会、小樽龍祭会など、市内の神輿団体をはじめ、道内各地から担ぎ手が300人ほど集まった。
19:00の宮出しに先立ち、同神社・星野昭雄宮司は、「明治元年から始めた祭りも今年で148回目を迎え、いよいよ平成30年には150年祭を迎える。皆さんの力添えを頂き、祭りに花を添えてもらいたい」と挨拶した。
0715sumiyoshijinja2.jpg 神輿協力会北海男塾の担ぎ手による木遣歌(きやりうた)が披露され、拍子木の一本締めを合図に、神輿を一斉に持ち上げ担ぎ出した。
急な階段を下り、露店の間を威勢の良い掛け声とともに通り抜けた。その様子を、多くの市民が見守り、身動きが取れない状態が続いた。
国道手前で一休みし、再び担ぎ始め、掛け声を響かせ、神輿一行は国道を横断した。その後、小樽協会病院横を下り、住ノ江会館へ。神社の第一鳥居を通り、21:30には神社に宮入りした。
神輿をひと目見ようと、沿道には大勢の市民が集まり、短い夏の祭りを楽しんでいた。16日(土)は、15:30から田中酒造亀甲蔵に5基の神輿が一斉に揃う。

 平成28年住吉神社例大祭
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