第7回ゆかた風鈴まつり 堺町通り賑わう

 第7回目のゆかた風鈴まつりが、小樽堺町通り・メルヘン広場(ルタオ本店横)を会場に、8月6日(土)・7日(日)11:00から21:00まで、堺町通りを歩行者天国にして開かれている。
 風鈴がところどころに設置され、涼しげな音を奏でる中、ゆかたコンテストや早食い対決、生ライブなどの多彩なイベントを用意。ビアガーデンで乾いた喉を潤しながら、イベントを楽しむ人々で賑わった。
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 6日(土)14:00から、小学生以下を対象にゆかたコンテストが開かれ、ゆかたでおめかしした0歳から12歳までの男女71名がエントリー。
 1組5名ずつに分かれステージに登壇。自分のゆかたや髪型・小物をアピール。観客から大きな拍手が沸き起こっていた。審査委員長に辻文夫氏、武藤修氏・曾田信子氏・荒内樹子氏が審査員を務めた。
 特別賞1名と上位7名を発表。特別賞を受賞した市内4歳の男の子は、短い丈と頬のうずまきメイクとメガネがポイントで、祖母が買ってくれたカニをあしらった夏らしいゆかたが似合っていた。
 3位に選ばれた山﨑琴ちゃん(7)は、沖縄を意識した帯とバッグ、髪型とメイクを決めて登場。弟と一緒に毎年参加している。琴ちゃんは「嬉しかった。今度は黄色やオレンジのゆかたを着てみたい」と話した。
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 辻審査委員長は、「子ども達がゆかたコンテストに参加することで、楽しみを感じ、和に触れるきっかけとなればと思う」と述べた。
 恒例のスイーツ早食い対決も13:20と15:30に開かれ、ルタオとあまとうのスイーツで対戦した。
 15:30の対決には、市民ら18人が出場。6名ずつ3組に分かれて予選を行い、あまとうのマロンコロン2個で対戦。口いっぱいにマロンコロンを放り込み急いで食べる参加者の姿に、観客から声援が飛び交った。
 上位2名が決勝戦に進出し、カップのチョコレートパフェで優勝者を決めた。先に開かれたルタオ・ジャージーロールで優勝を果たした小樽在住の佐藤公昭さんと小樽在住の鈴木芳里さんが決勝戦で接戦を繰り広げた。豪快な食べっぷりで鈴木さんが勝利を掴み、「楽しかった。yukatafurin3.jpg小樽を盛り上げたくて参加した」と笑顔で話した。
 全国のガラス工房から34個のオリジナル風鈴が集まったコンテストも開催され、来場者の投票で決定する。かき氷の形をした風鈴や、シンプルだが澄んだ音が鳴る風鈴など、個性豊かな風鈴が並び、会場は風鈴の涼しげな音色が響いていた。
 7日は11:00から神輿がスタート。一般の部のゆかたコンテストや寿司早食い対決、七夕の歌を歌ってお菓子をプレゼント「KANDERAキッズ」もある。
 両日、出世前広場駐車場では、2,000個のグラスで灯す「小樽グラスキャンドルの夜」を開催。不要なグラスを持ち寄り、願いごとを書いて参加できる。
 タイムスケジュール
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