健康・体力づくり!おたるラジオ体操の集い

 体育の日の恒例行事、「第9おたるラジオ体操・みんなの体操の集い」が、10月10日(月・祝)9:45から、小樽郵便局(色内1)4階体育館で、小樽市民体育大会を兼ねて開かれた。
 毎朝ラジオ体操を楽しむ市民ら約40名と小樽ラジオ体操連盟・小林隆会長をはじめ役員が参加して、ラジオ体操優良団体等表彰伝達式と小樽ラジオ体操連盟功労者表彰式を実施。その後、みんなの体操の練習とラジオ体操第1・第2の体操を行い、体全身の筋肉をバランス良く動かした。
dadiotaiso1.jpg この集いは、2008年(平成20)年、ラジオ体操制定80周年を記念して始まり、市民の健康・体力づくりを目的に毎年開いている。
 ラジオ体操は、1928(昭和3)年に制定され、身体をまんべんなく動かすために必要な運動を組み合わせて作られ、だれでも手軽にできる体操。毎日、継続して続けることで、健康を維持でき、ラジオ体操の消費カロリーは、速いペースのウオーキングと同じ効果があると言われ、全国各地で多くの人々に親しまれたいる。
 市内では、同連盟に43団体が加盟し、元旦も休まず、熱心に毎日体操を実施する団体もある。
 ラジオ体操優良団体等表彰は1956(昭和31)年から実施。毎年、ラジオ体操の普及奨励に寄与した功績の著しい団体又は個人を対象として、かんぽ生命保険・NHK・NPO法人全国ラジオ体操連盟の3者で推薦基準を満たす団体及び個人の中から受賞者を選考している。
 地方表彰個人の部 武川俊司さん
 地区表彰個人の部 永田貴信さん
 功労賞は、同連盟に20年以上携わり、ラジオ体操に親しみ、普及に貢献した60歳以上に小樽ラジオ体操連盟から贈られる賞。個人の部では、木下清さん(健民センターラジオ体操会)と林郁子さん(ラジオ体操ひろば朝の会)が受賞。
 小林会長は、「思う存分体を動かし今日1日元気で過ごし、1人1人の健康寿命を伸ばしてもらいたい。表彰された4名は、自身の健康はもとより、地域の健康づくりに一層尽力してもらいたい」と挨拶。
dadiotaiso2.jpg その後、すべての人々が楽しく安心してできる体操「みんなの体操」を、小林会長により解説付きで復習した。
 この体操は、1999(平成11)年9月に制定された8種目の体操から成り、所要時間は4分30秒で、瞬発力を盛り込んだゆったりとした体操。日頃から慣れ親しんでいる参加者は、きびきびとした動きでこなしていた。
 引き続き、馴染み深いラジオ体操を、全国ラジオ体操公認指導員の手本を見ながら、
ラジオ体操第1(13種目所要時間3分10秒)と第2(13種目所要時間3分5秒)を、のびのびと行い、参加者は心地良い汗をかいていた。
 功労賞表彰の林郁子さんは、「20年以上続けている。ラジオ体操は、生きがいであり、足の裏もぽかぽかになる。行けない日は調子が出ない。旅先でも体操をしている。会に助けられ励まされ笑顔をもらい、元気に過ごせる秘訣。今後も続けたい」と話した。
 同会に通う81歳の男性は、「毎日欠かさず、雨の日も集まっている。自分の健康のために通っている」と話した。
 かんぽ生命 ラジオ体操の解説
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