ぶどうジャム作り!消費者協会リサイクル教室


1018recycle1.jpg 小樽市消費者協会(星功会長)が主催するリサイクル教室が、10月18日(火)13:00から、小樽市勤労女性センター(花園2)で開かれた。
 旬のぶどうを使ったジャム作りを実施し、同協会会員2名が講師となり、市民ら17名が6班に分かれて、和気あいあいとジャム作りに挑戦した。
1018recycle2.jpg 家庭にある不用品を再利用するリサイクル教室は、年6回実施され、ネクタイからポシェット、新聞紙からバッグ、ファスナーからブローチを制作し、毎回参加者を楽しませている。
 今回は、旬のぶどうを使って、安価で栄養が豊富なジャム作りに挑戦した。ぶどうは、頂き物や庭先で栽培する家庭も多く、毎年食べきれずに困るとの声も聞かれる。
 同協会担当者が事前に試作したところ、あまりの美味しさに驚き、その作り方を伝授した。
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 キャンベルとナイヤガラ各600g・グラニュー糖400gとレモン汁を用意。酸味があるキャンベルはヨーグルト用に柔らかめに作り、ナイヤガラは食パン用に煮詰めて硬めに作った。
 ぶどうは洗って種も皮も一緒に潰し鍋に入れ、グラニュー糖を混ぜておくと水分が早く出てくる。鍋を火にかけアクを取りながら混ぜ、万能こし器で漉す。ぶどうはペクチンが多く含まれ、皮の内側にあるペクチンをしっかり漉して絞り出す。ペクチンは固まる作用がある。漉したものを再び火にかけ煮詰める。
 漉して煮詰めるのがポイントで、1時間ほどで2種類の色鮮やかなジャムが完成。調理室は甘い香りに包まれた。
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 各班の準備が整ってから、キャンベルのジャムはヨーグルトにかけ、ナイヤガラのジャムは食パンにつけて、出来立てを味わった。
 参加者の1人は、「毎年庭で育てている採れたてのカリンやトマトのジャムを作っているが、ぶどうは初めてで楽しい」と話し、他の参加者は、「庭にぶどうの木があり、勉強のために参加した」と満足した様子だった。
 なお、11月は米を使った料理講習会を予定している。
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