「小樽写真散歩」by akemi iwata《雪と落ち葉 in 小樽公園》

 11月6日(日)に積雪9cmとなり、小樽でもいよいよ冬の到来と覚悟した人も多いのでは?
 翌日の7日(月)の最高気温は3.7℃(12:24)、雪は少し溶けて積雪は5cmとなった。
 昼間は太陽が顔を出し、白い雪と色とりどりの落ち葉を楽しもうと小樽公園を散策した。
 同公園内には、ツツジや桜・栗・ナラ・白樺など、50種類4,300本ある。
 消防庁舎前の池の周りも雪景色。

 赤や黄色のもみじが、雪が積もった地面にはらはらと落ち、雪に葉っぱが刺さっていたり、色とりどりの絨毯が敷かれているようだ。

 雪が積もった散策路を、見晴台に向かって歩いて行くと、まだ工事中。平成20年に開園した小樽公園内の「こどもの国ゾーン」の遊具や迷路にも雪が積もっていた。

 東屋の屋根は、これまでの積雪がひと目で分かる。

 桜ヶ丘球場に寄り道すると、グランドも真っ白でベンチにも雪が積もっていた。

 公園のグランド(面積14,751㎡)も真っ白。丘の上に顕誠塔(慰霊塔)があり、そこへ通じる坂道の八重桜の葉っぱが紅葉真っ盛り。

 雪が積もったおかげで、道のないところを歩くことができ、見渡す景色がいつもと違う。木の枝に雪が積もってできた自然の造形を見つけた。

 白樺の木に吹き付けた雪が解けて、地面に「ぱさっ」とあちらこちらで落ちる音がする。

 ジョギングコースの看板がある道を歩いて行くと・・・イチョウの青々した葉っぱが、大量に落ちていた。こんな光景初めて!緑の絨毯だ。イチョウは、一斉に葉が落ちるらしい。紅葉前に落ちたようだ。

 その周辺にも落ち葉が沢山。突然の雪に、葉っぱ達も慌て気味?

 帰り道は、雪が積もる真っ白なグランドを、誰かが付けた足跡を辿りながら、ど真ん中を歩いてきた。

 物寂しい季節、やっかいな雪だけど、雪と落ち葉の光景を楽しむことができた。