小樽にも本格的な冬到来! 未明から大雪

 発達した冬型の低気圧の影響で、石狩・後志方面を中心に断続的な雪が降り、12月10日(土)、小樽にもこの冬初めて、どか雪に見舞われ、市民は家庭用除雪機を初出動させ、早朝から除雪を強いられた。
1210weater1.jpg 札幌では、この冬初めて積雪50cmを超える雪が積もり(15:00現在で65cm)、小樽でも、9日の20:00頃は6cmの積雪だったが、10日正午に49cmの積雪を記録した。12時間の降雪量では、札幌で39cm、小樽では32cmだった。このどか雪の影響で列車や航空など交通機関に乱れが生じた。
 JR小樽駅では、パンタグラフ(集電装置)に雪が積もった影響で、小樽・札幌・新千歳空港を運行する快速エアポートなど60本の運休をはじめ、一部運行や遅れ、新千歳空港でも欠航、国際スキー場の営業中止など、各地で影響があった。
1210weater2.jpg 現在も、列車に小樽ー札幌間運休や部分運休、遅れがあるが、小樽から長万部間は平常運転している。
 14:00頃、同駅では、札幌方面の運転を見合わせ中で、30分遅れて運転されるアナウンスが入り、急いで改札を通る乗客の姿があった。列車を待つ人は、不安げな表情で駅員に今後の運行状況を尋ね、駅員は対応に追われていた。1210weater3.jpg
 改札を知らせる電光掲示板には、「ご迷惑をおかけしています。只今、設備の調整中です」とテロップが流れ、駅員による「運行する列車は放送にて連絡します」とアナウンスが流れた。
 市内各地で、雪かきをする人が見られ、勝納雪捨て場には、雪を積んだダンプカーが引っ切りなしに往来していた。
 札幌管区気象台によると、石狩・空知・後志地方は、10日夜遅くにかけて吹雪予報で、交通障害、強風、高波、なだれ、着雪、落雷に注意を呼びかけている。
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