市民70歳以上に! "ふれあいパス"交付開始


 小樽市は、70歳以上の市民を対象に、平成29年度のふれあいパス(バス乗車証とJR乗車券)の交付を開始した。
 3月22日(水)の銭函市民センター(銭函2)を皮切りに、28日(火)までNTT小樽支店ビル(稲穂2)の1週間で、1万3千人の交付を見込んでいる。
fureaipass1.jpg 今年度は、新たに約2,500人が70歳を迎え、70歳以上の交付対象者は約34,000人。昨年度は、2万人弱の人が交付を受けた。
 交付の内容は、①バス乗車証、②南小樽駅から塩谷駅のJR乗車券30枚、③小樽駅からほしみ駅のJR乗車券20枚のいずれか1つ。
 バス乗車証は、ふれあい回数券(1冊10枚綴り1,200円・有効期限あり)を購入し、バス利用時に、同パスを掲示し、1乗車につき同回数券1枚を料金箱に入れ使用する。平成28年度のバス乗車証は4月21日(金)まで使用可能。
 JR特殊乗車券は、1年度につき、小樽駅〜ほしみ駅20枚、南小樽駅〜塩谷駅30枚のいずれかを交付し、有効期限はない。
 バス乗車証希望者は、現在使用の28年度バス乗車証を、バス乗車証を持っていない人やJR特殊乗車券希望者は、印鑑と身分証明書が必要となる。
fureaipass2.jpg 昨日会場となった銭函センターでは1,269人へ交付。その内、JR特殊乗車券(小樽駅~ほしみ駅)を533人に交付した。
 ピークが予想される2日目の23日(木)は、蘭島・祝津方面在住者を対象に、NTT小樽支店ビル1階で10:00~16:00まで交付が実施された。福祉部地域福祉課職員3人と臨時職員17人が対応し、福祉部若干名も応援に駆けつけた。昨年は4,150人に交付したが、朝からあいにくの雪に見舞われ、例年よりも若干出足が遅い状況となった。
 混雑を避けるために、地域ごとに日にちを設定しているが、対象地域以外の人でも、交付を受けることはできる。
 3月29日(水)以降は、土・日曜日・祝日を除き、市役所(花園2)本館1階3番窓口で交付を実施している。
 地域福祉課・大口明男主査は、「高齢者の外出促進の主旨のもと、平成9年から始め、喜んで帰られる様子を見て、交付の度に大事な制度だと実感している。70歳以上の方に、有効に活用してもらいたい」と話した。
 問合せ:0134-32-4111 内線412(FAX:22-6915) 小樽市福祉部地域福祉課
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