大人気! 旧手宮線をトロッコで走ろう



 「ゴールデンウィークはトロッコで走ろう!おたる旧手宮線」が、5月3日(水)から7日(日)まで10:00から16:00の時間帯で開催されている。
torocco1.jpg 主催はNPO法人北海道鉄道文化保存会(飯田勝幸代表理事)。同会が、毎年、旧手宮線にトロッコを走らせるイベントは人気があり、好天に恵まれた初日は、多くの家族連れが片道約400mのコースを、往復10分ほどかけて楽しんだ。ゴールデンウィーク期間の開催は昨年に続いて2回目。
 今年は、手宮と幌内炭鉱(三笠市)を結ぶ鉄道が開通して135年の節目となり、同イベントは、この秋に予定している式典イベントとの関連事業としても位置付けている。
torocco2.jpg 飯田代表は、「旧手宮線は小樽にとって宝のようなもの。街の中に廃線が保存されていること自体珍しいが、散策路として線路を歩けることも、特に外国人観光客には喜ばれている。トロッコは本州から来ている観光客にも人気がある」と話した。
 3日は開始から2時間で約70人が乗車する人気で、スタッフは、手製の転車台でトロッコの向きを変える作業などに汗を流していた。多くの人で賑わうことから、今年は会場に仮設トイレも設置した。
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 同会は、現在、会員・ボランティア合わせて67名で活動しており、総合博物館の展示車両の補修ボランティアや、旧手宮線散策路の花壇整備など、北海道の鉄道文化に関する保存・伝承、啓発活動などを行なっており、会員を募集している。問合せ:0134-61-7777(兼FAX) 同会事務局(小樽市総合博物館内)・同会HP
 ゴールデンウィーク トロッコで走ろう! 5月3日(水)~7日(日)10:00〜16:00
 乗車受付場所:旧手宮線駅前通り 小学生以上500円(保険含)・5月5日は小学生以下無料
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