"裕次郎永遠に"切手 7/10道内郵便局で販売開始


 日本郵便株式会社北海道支店(札幌市中央区・西澤茂樹支店長)は、石原裕次郎記念館(築港11)が8月末の閉館に伴い、在りし日の裕次郎氏を切手にしたオリジナルフレーム切手「裕次郎永遠に」の販売を、7月10(月)から道内549ヶ所の郵便局で販売を開始した。
yujirokitte1.jpg 同氏が出演した映画やテレビのワンシーンを切手(82円切手10枚)にし、台紙にはポストカード2枚、中面には同氏の歴史が綴られ、裕次郎ファンをはじめ、同館の歴史を残す記念のセットとなる。1セット2,000円で5,000セット発行。2,500セットを市内各郵便局で販売する。
 小樽を題材にしたオリジナルフレーム切手セットの販売は、「小樽十景」「小樽雪あかりの路」「小樽彩景」「小樽運がっぱ」に続き、5作目となる。
 発売を記念した贈呈式が、10日(月)10:00から市役所(花園2)2階市長応接室で開かれ、郵便局キャラクターのぽすくまも駆けつけ、森井秀明市長、小樽観光協会・西條文雪会長、株式会社石原インターナショナル石原裕次郎記念館・浅野謙治郎取締役社長が出席し、小樽郵便局・鎌田忠局長から、同セットが贈られた。
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 同館閉館を受けて、1年ほど前から何か形にしたいと考えていた。開館当時は、臨時郵便局を開設していた経緯もあり、同館から素晴らしい写真が提供され、閉館を惜しんだ切手セットの発売が実現した。
 森井市長は、「プレミア感の高い切手セット」と絶賛した。浅野取締役社長は、「裕次郎さんは没後30年が経ち、芸能生活では61年に入った。生きていれば83歳。ここまで長く愛され、本当にありがたい」と感謝した。8月に入ってから土日と最後の週は毎日、臨時郵便局を開設する予定。
yujirokitte2.jpg 小樽郵便局(色内1)は、日頃の感謝を込めて「お客さま感謝DAY」を初めて実施。本局では、ハープ演奏会や絵手紙体験教室、市内の郵便局でも花の種を配布した。
 同日13:10から本局2階コミュニティルームで、ハープ演奏者・更科理恵さんを招き「ハープ演奏会」を開いた。
 4月20日の郵政記念日及びポスト愛護週間の際、ポスト清掃に参加した小樽中央幼稚園年長児26名が招待され、市内在住のイラストレイター・たかたのりこさんのイラストが展示される中、園児達に馴染み深い童謡やアニメの主題歌など8曲を演奏。ハープが奏でる音色に合わせて歌い、園児達は楽しいひと時を過ごした。
 同園・平田りとら君(6)は、「ハープの楽器を初めて知り、一緒に歌い楽しかった」と満足していた。引き続き、同会場で一般客30名が招かれ、ハープ演奏会が開かれた。
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