7/13飲酒運転根絶の日!銭函死傷事故から3年



 小樽市銭函ドリームビーチ付近で4人が死傷した飲酒運転事故から3年目の7月13日(木)16:00から、都通り商店街の駅前通り側からサンモール一番街まで、北海道警察音楽隊を先頭にパレードを実施。歩行者に飲酒運転根絶を呼び掛けた。
insyubokumetsu1.jpg 北海道が定める飲酒事故根絶条例で、7月13日を「飲酒運転根絶の日」と定め、広く市民に訴え、飲酒運転根絶運動の理解を深めてもらおうと、ドリームビーチでも小樽市をはじめ各関係団体や学生団体による啓発活動が実施された。
 都通り商店街では16:00過ぎ、小樽交通安全協会・小樽地区安全運転管理者協会・小樽地区安全運転管理者事業主会・小樽地域交通安全活動推進委員協議会・小樽市交通安全指導員協議会・小樽飲食店組合・小樽市交通安全運動推進委員会、ミス小樽など約80名がパレードに参加した。
insyubokumetsu2.jpg パレードに先立ち、森井秀明市長は、「事故から3年が経つが飲酒運転は根絶できていない。小樽市が一丸となり、パレードが多くの方への啓発となって、飲酒運転根絶が実現できるように取り組みたい」と話した。
 山口広行小樽警察署長は、「3名の命が奪われたのち、条例ができ、飲酒運転の被疑者が裁判で、懲役22年が確定したが、飲酒運転が減るどころか増えている現状。3年前に事故がおき、それによって得た教訓、飲酒運転はしてはならない、人の命を奪うもの、他人事ではない、殺人に値する行為だということを、風化させず運動として実施し、小樽市から全道・全国に飲酒運転根絶を広げてもらいたい」と挨拶した。
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 パレードは、北海道警察音楽隊を先頭に、ミス小樽の2名が人力車に乗り、参加者は飲酒運転根絶を訴える旗を持ち、サンモール一番街まで歩いた。
 16:30から観客200名を前に、振り込め詐欺防止などの寸劇を交えて、道警察音楽隊による演奏会が開かれ、演奏にあわせてカラーガード隊の華やかなフラッグ演技等を楽しんだ。
 また、飲酒運転根絶見回り隊が3つに分かれ、飲食店へ啓発物(メモ帳・うちわ・チラシ・ボトル)を配布した。
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