酷暑の小樽祭り 入船六三町会子ども神輿



 小樽祭りと親しまれている住吉神社例大祭(星野昭雄宮司)が、7月14日(金)~16日(日)の3日間の日程で始まり、神社を囲むように露店が連なり、家族連れや子ども達が繰り出し賑わった。
otarumatsuri.jpg 13日(木)12:02頃、今季初の真夏日(30.1℃)に見舞われた小樽は、14日(金)はさらに1℃高い31.1℃(13:41)を記録。連日の厳しい暑さに市民もうんざりしていた。
 入船六三町会(山内ミエ子会長)では、住吉神社例大祭に伴い、14日(金)14:00から交番跡地横の広場で、おでんや焼きそばなどの屋台を開設し、赤井川産の無農薬野菜の販売を合わせて実施した。
 焼きそばは各日150食・豚串は各日1,000本を用意。おでんは秘伝の味噌タレが美味しいと評判で、町会メンバーが責任を持って協力した。近隣住民は、会場の椅子に腰掛け、冷たい飲み物で喉を潤し、屋台メニューに舌鼓を打った。
irifune631.jpg 16:30からは子ども樽神輿を実施し、幼児から小学生までの35名と松ヶ枝中の生徒15名が揃いの半纏姿で参加。入船小児童や少年野球チーム(小樽シーレックス奥沢)の選手7名とコーチ2名が練習時間を遅らせて参加するなど、多くの人の協力で賑やかさが増した。
 3基の樽神輿が分かれて広場をスタート。町内を練り歩き、「わっしょい!わっしょい!」と元気な子ども達の声が響き、祭りの提灯も飾られ祭りらしい光景に包まれた。
 入船小6年の女子は、「小学校に入ってから毎年参加している。6年生となり今年が最後かもしれない」と話した。
irifune632.jpg 町会に29年携わる山内会長は、「一生懸命にみんなで協力し、会員等に助けられている。樽神輿は伝統を引き継ぎ、守っていきたい」と話した。
 15日(土)も屋台を出店し、13:30頃から子ども樽神輿がスタート。天上寺に立ち寄り、その後、3基が分かれて町内を練り歩く予定。
 住吉神社例大祭・本祭15日は、9:00に神輿御幸渡御出発。17:00に手宮着。19:00から百貫神輿御幸渡御と小樽太鼓衆鼓響の奉納打演。16日8:30に神輿御幸渡御出発。17:00還御祭・福もちまきを予定している。
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