ナホトカ市少年少女使節団 思い出の帰国報告


nahotoka3.jpg 8月7日(月)~12日(土)・5泊6日の日程で、姉妹都市ナホトカ市を訪問した小樽市少年少女使節団(14名・澤本昌宏団長)は、市役所(花園2)別館4階第3委員会室で、8月17日(木)13:30から帰国報告会を開いた。
 上林猛副市長と勝山貴之総務部次長が出席し、団員全員から旅の様子をまとめた報告があり、全員が有意義な時間を過ごして無事に帰国したことを喜んだ。
 20回目となる今回は、長橋小学校・澤本昌宏校長、菁園中学校・青柳信正教諭、市総務部職員課渡部香織厚生係の3名の引率者と、桜町中学校と菁園中学校のバスケットボール部に所属する女子11名(2年4名・1年7名)が派遣され、バスケット交流試合や児童芸術団コンサート、サファリパークなどを訪問し、市長をはじめ、同世代の子ども達からも手厚いもてなしを受け、良い思い出となった。
nahotoka4.jpg 上林副市長は、「女子バスケットチームの派遣は初めてで、2年前に高校生バレーボールチームがナホトカから訪れた時は、身長の差があったことを覚えている。向こうの中学生も背が高かったのではと思う。20回目の交流で、皆さん温かく迎えてくれて、一回りも二回りも大きくなって帰ってきたと思う」と安堵した。
 団員が1人ずつ旅の報告をし、初めての海外旅行だったことやキャンプ場での思い出、ロシアの人たちはみんな優しかったなど好印象だった。ナホトカから来樽された際には、自分達がしてもらった以上のおもてなしをしたいと感謝していた。
 桜町中学校2年の大釜一華さんは、4日目の8月10日が14回目の誕生日で、思い出深いナホトカ訪問となった。
nahotoka5.jpg 大釜さんは、「交流開始から20回目となり、日程の中に14回目の誕生日が含まれ、私にとっても記念すべき日となった。今まで、家族と離れて誕生日を過ごしたことはなかったので、少し寂しい気持ちもあったが、沢山の人からプレゼントをもらい祝福を受けた。バスケットボールの試合では、手や足も長く身長も高い相手なので、パス回しやシュートの時は、ボールを奪われないように気をつけた。相手の戦い方を学び、これからの試合に役立てたい」と報告した。
 青柳教諭からプロジェクターを使って写真や動画で詳しく報告があり、1回戦目の試合では76対67で逆転勝利。2回戦目は51対55の接戦となるが負けてしまった。
 最後に、濱本団長は、「市長からは心のこもった歓迎の言葉を受け、バスケットボールの子ども達を小樽へ派遣したい思いを預かってきた。両市の交流が深まり、両市の発展に努力したい。皆さんの温かさを、心の中に溶け込ませて帰ってきたと思う」と話した。
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