管内経済は持ち直し しりべし経済レポート


 北海道財務局小樽出張所(加藤基所長)が、2017(平成29)年7月~9月期分の『しりべし経済レポート Vol.85』を公表した。
 主要6項目全てで、前期の判断が据え置きとなり、総括判断でも、 “管内経済は持ち直している”とした。
 個人消費では、新車登録台数がSUV(スポーツ用多目的車)やコンパクトカーを中心に前年を上回り、観光では、夏休み期間とも重なり国内観光客が牽引し好調を維持した。
 また、雇用についても、企業の人手不足感の声が聞かれる中、有効求人倍率が引き続き前年を上回り、改善の動きが見られるなど、総括判断は16期連続の据え置きとなった。
 同出張所は、後志管内の経済動向を調べ、経済情勢を伝える『しりべし経済レポート』を年4回(2月・5月・8月・11月)四半期ごとに公表している。
 しりべし経済レポートvol.85