冬道運転の合言葉!"じわっ~と"交通安全セミナー



 冬道を安全に運転する「じわ~っとおたる」運動(12月1日〜3月31日)の実施にあわせ、2日(土)15:30から「じわ~っとおたる交通安全セミナー」が、ウイングベイ小樽(築港11)5番街1階ネイチャーチャンバーで、小樽地区安全運転管理者事業主会(杉江俊太郎会長)が主催して開かれた。
 小樽交通安全協会・小樽地区安全運転管理者協会・小樽自動車協会・北海道中央バス株式会社が協賛し、小樽市と小樽警察署(山口広行署長)が後援した。
 冬道は凍りツルツル路面となることから「じわ~っとおたる」運動を、平成12(2000)年度から始め、毎年12月1日から3月31日までを同運動期間としている。道警シンボルマスコットほくとくんも登場して、来場者を和ませた。
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 スリップ事故を招く要因となる雪道運転での4つの操作(急ハンドル・急加速・急発進・急ブレーキ)をやめ、「じわ~っと転がし、じわ~っと止めよう」を心がけ、冬型の交通事故防止を呼び掛けている。
 また、夜光反射材の普及促進を図ることも目的のひとつで、夜光反射材が入った啓発物400部を配布した。
 今回初めてとなる双葉中学・高校生が手作りしたストラップの夜光反射材100個も、来場者に配布した。同校生徒会4名が、今回配布した夜光反射材について説明。形は5種類あり、中の模様などがそれぞれに違う。多少歪な形もあるが、手作り感がにじみでている。「これを機に、夜光反射材をつけてもらいたい」と呼び掛けた。
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 市内のダンスチーム「studioFLASH」は、4歳から19歳までの30名が迫力あるダンス15曲を踊った。
 小樽市立菁園中学校吹奏楽部は、3年生引退後の1・2年生19名だけでの初演奏。キルビルのテーマ曲「新 仁義なき戦いのテーマ」や、スコットランド民謡の「故郷の空 in swing」「必殺仕事人」など6曲を演奏し、観客を楽しませた。 同吹奏楽部は、全日本吹奏楽コンクール・札幌地区大会で金賞を受賞している。
 小樽警察署が発表する交通事故発生状況(10月末現在)は、昨年同時期と比べると、27件多い194件が発生し、2名多い5名が死亡。20名多い217名が負傷している。
 小樽警察署
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